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クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
コロナ明けが見えてきている最中に「また海外に行こう」と考え、このクルーズを予約しました。
クイーンメリー2は20年近く憧れ続け、今回ようやく夢が叶ったのです。
日数的にも予算的にもちょうど良かったです。
キュナード・ラインの人気エリア
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
キュナードの料理は塩辛いことで有名で、前回のエリザベス乗船時、料理が毎日大味で最終日にお腹を下してしまったこともあり、少し心配していましたが、
いざ食べてみると案外美味しかったです。メインの量が凄かったのでちょっとビックリしました。
辛すぎず、薄すぎず、風味も分かったので特に不満はありませんでした。
ただビュッフェ料理のマグロの刺身が、紫色になっていて臭みもあり、かなり鮮度が悪くなっていました。そこは残念。
サービス、スタッフ
ブリタニアレストランのスタッフが片言の日本語で挨拶してくれて、嬉しかったです。
ハウスキーパーの方も私の話を聞いてくれて非常に助けられました。
非常に残念だったのは日本人ホステスの方に4日目までお会いできなかったこと、領収書発行時に日本人ホステスの存在を知り、その方に連絡、ホステスさんもかなり後悔していました。
日本人乗客が一人でも乗ればホステスが乗船するという事実も聞かされ、4日目まで知ることができなかったですし、教えてくれなかった代理店のIcruiseのざっとした仕事ぶりが非常に嫌でした。
お部屋
海側キャビン
広さは文句なしでしたが、無駄に広いと感じることもありました。
シャワー室はカーテンの生乾きの臭いが鼻につき、
エリザベスのようないい香りを期待していたので残念でした。
シャワーも空調の影響で寒く感じ、温度を上げてもあまり温まれません。
部屋の広さに対してバスルームが異様に小さく、お風呂がつけられるのでは?と思い、キュナードに提案しようかな、と考えてしまうくらい。
船内の施設、アクティビティ
長年の憧れや180年以上続く名門船会社だけあって船内は古き良き時代の定期客船を思わせるいい造りです。
現代クルーズ船では見られないような装飾なども施されており、タイムスリップした感覚になります。
自分がもともとアクティブに活動するタイプじゃないので、非常に好みの船でした。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
サウサンプトン
日本人ホステスの方も仰っていましたが、サウサンプトンは日本のそれとはまた違いますが、治安が非常にいい街です。
エリザベス乗船時の日本人ホステスの方が仰っていたように、市を挙げてタクシーのぼったくり防止に努めているため、高額な料金を請求される心配はありません。
帰りのナショナルエクスプレス利用時も、ターミナルでバスを待っているときにトイレに行こうとして、自分のスーツケースごとトイレに入ろうとしましたが、レバーが邪魔で入れなかったところ、
同じような観光客の方々が「荷物を見ててあげる」と言ってくれて非常に助かりました。
普通なら警戒してしまいますが、街の治安の良さもあり、安心してトイレに行けます。無論、スーツケースも無事でした。
よほど遅い時間に出歩かなければ大丈夫と言ってもいい街です。
ハンブルク
ドイツ人の親友と会う約束をしていましたが、北海が時化だったため、ハンブルク入港が大幅に遅れてしまいました。
残念ながら親友とは3時間程度しかお話しできませんでしたが、歴史ある街並みやホテルが見られて良かったです。次はもっとのんびりと満喫したい。
予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
一番残念だったのは日本人ホステス乗船を知っていながら連絡してこなかったこと。
そのせいでホステスの方とほぼすれ違いの状態になってしまいました。
手荷物タグも扱い方を教えてくれず、ただ「そのままお持ちください」としか連絡してくるだけで、
乗船時に難儀しました。オンラインチェックインも自分だけスマホに入れていたのに、多くの乗客が紙の乗船券を所持していて、危うく乗船できないかもという状態になってヒヤヒヤしました。
仕事ぶりがざっとしていたので次からは利用したいとはあまり思えません。
コロナ禍の影響で人材劣化が叫ばれていますが、旅行代理店などはまさにコロナ前とは対応や連絡などが悪くなっております。注意してご利用ください。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
落ち着いた船旅が好きな方や船オタク?マニアの方にお勧めです。
私も往年の定期客船が好きなだけあって、船内は期待通りでした。
ただ、キュナードは乗船する料理長によって料理の質にムラが発生するので、いつがいいと断言できないのが心苦しいです。
今回は美味しかったのですが、明らかに大味だったりするときがあります。
家族などを連れて行くときは、ちょっと覚悟が必要かも。
手頃な価格で世界最後のオーシャンライナーを満喫できます。
ロンドンまで行くときは可能な限り、直行便を利用した方が体力的にも優しいです。
航空会社の話になりますが、ANAなどは1日1往復しかないので、地方から海外に行くときは時間のロスが気になります。
JALなどは1日3往復あり、深夜便も直行で飛んでいるので、朝イギリスに到着し、そのまま船に乗船という事も可能です。時間節約にもなりますので、予算に余裕がある場合は日本の航空会社か、直行便をご利用ください。
ちなみに私はシンガポールで乗り継ぎしてしまったので、ほとんどグロッキーな状態で今回の船旅を過ごしました。そのため船の楽しみであるアフタヌーンティーや舞踏会も全然楽しめなかった(というより行けなかった)です。
飛鳥Ⅱなど日本船は、船内の香りに気を使っていますが、クイーンメリー2は運航20年以上経過していることもあり、メンテが行き届いていない箇所が外観や内部に見て取れます。
船内の公衆トイレが意外に臭ったのも残念です。
キュナードラインはもっとこのフラッグシップをこまめにメンテしてほしいです。
クイーンメリー2が泣きますよ!と言いたかったです。
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