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クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
ようやくCOVID-19が収まり、2025年に予約したものの先すぎるので今年乗りたい!と探したら、ダイヤモンドプリンセスがお手頃価格。あの騒動のせいですっかり心象が悪くなっているのかな。ぱっと見、二重価格とも見えなくはないけれども、お手軽なお値段は大歓迎。ってことで予約しちゃった。2019年5月以来だから4年数ヶ月振りの船です。出来れば基隆に行きたいとそれ狙いで。また麺線食べたい。胡椒餅食べたい。食べ物狙いです。
プリンセス・クルーズの人気エリア
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お食事、ダイニング
【ビュッフェ、ホライゾンコート】
ビュッフェの第一印象は「これだけ?」だった。品数も少なく心躍る料理もない。この後、何度か足を運んだがメニューは変わり映えしなかった。味は結構濃い目。
朝食。カリカリベーコンが美味しくなかった。じっくり焼くと油が適度に抜けてカリカリになるものなんだけど、油で揚げたのかなって感じでオイリーなのね。卵系もなんか白身がぶよぶよ、黄身はもさもさ。総じて火の通り過ぎのような。スクランブルエッグも美味しくない。この後食べるの止めた。
それで仕方なく納豆にごはん、味噌汁になった。断じて、気に入ったわけではない。納豆は醤油が甘口だったのを除けば、市販品なので至って普通。ごはんはぼそぼそ。味噌汁はこんなものでしょう。食器の取り位置から始めると、汁を張ってから具を入れる事になり、跳ねるので難儀。
夕食も種類が少なく、魅力的なものはなかった。ラーメンが日替わりであった。これが、驚くほど熱々で。皿を落としそうになるくらいの熱々だった。
カービングステーションもあるにはあったが、積極的にどうぞ〜みたいのもなく、淡々と。少しだけもらって、美味しかったら、追加でもらうのが良さそう。どの料理も、味が濃い目だし、冷めているのもあったので、少量がおすすめ。
ビュッフェでビールを注文したのだけど、氷入りのグラスと一緒に持ってきたのね。その後も一度あって、普通なの?
【メインダイニング、Savoy】
Private Table で予約していたのに毎回「席はいっぱい。相席OK?」と日本語で聞かれてうんざり。初めは5分くらい待った。案内されたのは壁側の片側ソファで小さなテーブルが4つ並んだところ。席は分かれているものの同時に注文をとるしサーブも同時。しかもすっごく遅い。その間テーブルスタッフは回って来ない。ワインを頼みたくても来ないのには困った。出来ないのなら今まで通り2部制で良いのでは? やっと来ても冷めてるし正直美味しくない。二晩行ったがうんざりしたので、予約をキャンセルしメインレストランに行くのを止めた。
他に4つあるが、空いてなかったのか船上ではアプリの予約には出なかった。相席なら直接行けば空いてたのだろうけどね。知らない人とは苦痛でしかないので仕方ない。
【お昼はピザ】
絶品のピザで、地上でもこんな美味しいピザに、お目にかかったことはない。頃合いを見て焼いているのだろう、待たされる事なく、いつも熱々がもらえた。夜もピザでいいかと思ったくらい、ここのピザは美味しい。
【スペシャリティレストラン、サバティーニ】
美味しいと聞いていたので、期待していたのだが。
まず、テーブル係が失格。隣の席と一緒にオーダーを取り、一緒のタイミングで給仕した。有料レストランなのにありえない。この時点で気分もダウン。ドリンクも届くの遅いし、さらにダウン。味は…。
別にグルメではない。ただ、どこも市販の味っぽい匂いと味で、合わないなかった。
【スペシャリティレストラン、シュラスカリア】
スターリング・ステーキハウスが突然、シュラスコに変わってた。案内もなし。予約を船内で、しかも対面でしたのに、一言もなかったのは誠意がない。ビュッフェのコーナーに夜になると突如現れる感じなので、スペシャリティ感はゼロ。
前菜やサラダ等はビュッフェ形式で、好きなものが好きなだけ食べられ、これはよかった。エビのスープはオーダーすると持ってきてくれます。一番の売りの、お肉はテーブルに回ってきますが、多分だけど、全種類が1回回っておしまいなのかな。全種類食べる必要はないので、断ってもいいと思う。でも全部は食べられないので、少食は人は、事前に食べたいお肉の種類をチェックして、スキップがいいかな。
ここで飲んで欲しいのは、カクテルのカイピリーニャ。生ライムがふんだんに使われてて、とっても美味しかった!
美味しくて、のんびり食べられて大満足。それで、再度予約した。再訪問時、女性マネージャと思われる人が「You comeback!」って言ってくれたのが、妙に嬉しかった。
【海(Kai)寿司】
プリンセスプラスで申し込むとクルーズ期間中2回だったか、食べられる。このクルーズは終日航海が多かったせいか、ランチは連日行列で、OPEN 30分前から並んでたみたい。寄港地の夜、19時過ぎに行ったら並ばずに入れたのだけど、オーダーから30分経ってもドリンクは来ないし、催促したけど、来ず。とりあえずお寿司までは食べ終えたけど、デザートは食べずに退席。期待はしていなかったけども、いい加減うんざりした。ダイヤモンドプリンセスと相性悪いのかな。味は、ごく普通。普通に美味しいです。
【グットスピリットバー】
居心地の良いバー。どこでコーヒー飲めるのってXで呟いて教えてもらった。朝はコーヒー、夜も気分がよければ、ここでお酒飲みたい。ほんと、よく揺れてたので、お酒飲む気が起きなかった。
ノリの良いスタッフとの軽い会話。英語得意じゃないけど、心地よかった。オススメです。こことピザがなかったらホント辛かった。
サービス、スタッフ
日本語ができる、というだけでは、意志の疎通は難しい事が分かった。中途半端な日本語は誤解を招くだけ。これならば、英語ネイティブの方がよっぽど話が早い。
ルームスチュワートは1日2回、ベッドを整えてタオルを交換してくれた。メダリオンで在室かどうが一目で分かるようで、部屋を空けている間にさささっと掃除してくれて非常に快適だった。
グットスピリットバーが居心地良くて。ここのスタッフは皆、ホスピタリティがあった。他のバーは、居心地悪くて、メダリオンでオーダー出来たから良いものの、あまり行かなかった。
お部屋
海側バルコニー
部屋はリドの 224 前方ではあるものの便利なところであった。エレベーターの向かい側に細い通路があり、そこを通るとショートカットできたので往来の多いリドでも不都合は感じなかった。それにプレーゴ(ピザ)が近く、いつも熱々を部屋に持ち帰れたのがポイント高し。出入り口に近いと空気が暑かったり、風が強かったりするしリドデッキならば前方の海側バルコニーが良さそう。ただし右舷側は上にジムがあるので振動があるかもしれない。
リドデッキのドアが自動ドアなのね。囲まれているから屋外とは言わないだろうけれども珍しい。自動開閉はとっても楽だった。人感センサーではなくてメダリオンに反応しているのかな?
ルームスチュワートは1日2回、ベッドを整えてタオルを交換してくれた。メダリオンで在室かどうが一目で分かるようで、部屋を空けている間にさささっと掃除してくれて非常に快適だった。
テレビでは、日本語の映画がたくさんあった。終日航海が多かったし、海が荒れてたので、部屋で転がりながら、ほぼ日本語の映画を制覇。ただ、時々切れるのだ。ネットが不安定みたいでね…。皆困らないのかな。人を呼んでもやることは一緒だろうと、線抜いて、電源ON/OF。なかなかのラインナップで楽しめた。
ソファが無いのがね非常に不便だった。椅子も一個しかないので部屋で食べる時はベッドに座るか、バルコニーから持ってくるかしかなかった。
船内の施設、アクティビティ
【室内プール】
海が荒れていたので、必然的にプールも大波のプールだった。流石に最終日の前日はクローズされてけれども、それ以外はオープンされていた。プリンセスのプールは浅くても 1.6m 深いところは 2m と、私には浅いところであっても足は届かない。泳げなくはないが、波のプールなので頭を打ちそうで怖かった。初日はプールサイドのバーにいた女性スタッフがとても気にしていて、頭を打って危険だから上がれとジェスチャーを交えて言ってた事も。プールサイドには救命胴衣があって、これを着用するとぷかぷか浮かび、まるでラッコ。大波が来ても沈まないどころか、流れに身を任すのは中々楽しい。冷えるとジャグジーへ。ただここのジャグジーはお風呂並みに熱い。長くはいられない。皆口を揃えて「熱い」と言っていたので個人の感想じゃないと思う。
【パブリックトイレやシャワー】
故障している事が多い、しかもあまり綺麗じゃなかった。
【アクティビティ】
揺れていたため、ショーもアクティビティ等は参加せず。
【メダリオン】
まだまだ使いこなせていない感じはあったけれど、便利ですごく良いです。ドアにカードを翳したり、入れなくていいのは本当に楽。オーダーもスマホでできて、楽々。
ただメダリオンの個体に差がありすぎて、夫のは電波が弱すぎてほぼ認識されず。そういう人がオーダーすると、スタッフが探し回るハメになる。早い段階で気がついたので、もっぱら私がオーダーしてた。出入国やボートドリルを受けてない人を探すにも簡単だし、いい事だらけじゃない?
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
横浜
2019年5月だから4年と3ヶ月振りのクルーズだったのだが、いやーえらい目にあったわ。
まず台風が連続して発生。11号のせいで石垣島に行けず、13号のおかげで1日行程が延びたという中々なクルーズ。9泊10日と長く見えても寄港地が2日しかなく、出航日と帰港日は横浜港にいるので、行程の殆どの6日も海の上だったことになる。その半分は波にうねりがあって揺れていた。もちろん酔い止めは必須。途中で足りない事に気がつき慌てて買い増し。それも1日延びたので余る事なく飲み切った。それにしても、このクルーズが初だったらキツかっただろうな。もう二度とクルーズに行きたくないと思ったかかもしれない。
大桟橋までの交通手段は往復ともにタクシー。行きは前日に予約をした。なぜならば前回は当日迎車を依頼したのだが大きなスーツケースがトランクに入らなくて前座席に入れた事もあったし、また昨今タクシー不足と聞いたので、念の為前日に問い合わせの電話をした次第。そしてそのまま予約。
大桟橋に着いたのは10:33。荷物を預けて整理券をもらうと#6。くじらの背中でしばし写真撮影。それからチエックインを待つ。11時から開始されて#6が呼ばれたのは11:33過ぎとなかなかスムーズな感じだったが、呼ばれてからが長かった。くねくねと張り巡らされたテープの間を通り、空いたブース番号へ案内された。頑張ってグリーンやブルーにしたのに一度もアプリを見られる事なく、パスポートをスキャンされて人海戦術で持ってきたメダリオンを渡された。これがメダリオンか!
那覇(沖縄)
出国もあるので、ついでに国際通りに出て、酔い止めと昼ごはん。灼熱地獄の中、国際通りまでてくてく30分。マツキヨで、酔い止めを調達し、以前見かけた宮古そばの「どらえもん」に到着。雑居ビル2階の入りにくい印象。オーダーは食券式の前払い。2人なかよく宮古そば。小さめの丼に、麺と葱が見えるだけ。橋で探るとラフテーと蒲鉾が出てくる。鰹だしの効いたスープは、ほっとする味。疲れた胃に優しいく、とても美味しかった。
食後は国際通りをぷらぷら。ちんすこうの店がみつからくて彷徨う。
また暑い中を歩いて船まで戻る。ターミナルで出国審査。審査は比較的スムーズに終わり、ダイヤモンドプリンセスに再乗船。ここでパスポートを回収され、ちっこい紙っぺラと交換。ここから先が長かった。手荷物検査に時間が掛かっている模様。入り口で冷たい濡れタオルを配っていて、少し生き返った。
石垣島
台風のため抜港。行きたかったな。
基隆 / 台北
楽しみにしていた夜市だったが、なんとお盆のような行事があるようで、やっていなかった。
しかももの凄く暑い。基隆観光は雨と暑さは避けた方が無難なんだと知った。それでも麺線と胡椒餅を食べて、パイナップルケーキだけは購入した。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
台風シーズンは先が読めないので、何でも楽しめる人がいいかな。
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