アスワンは、エジプト第二の大きな都市。なんと首都カイロより1000キロもナイル川の
上流に位置する。この辺りがエジプトの南限、しかしピラミッドの石は更に上流の石を使用していて、この先より大きな何tもある石を、カイロ近郊メンフィスやギザに船で運んだ。ここアスワンは、帆掛け船ファルーカが有名で、広いナイルの川を、風にまかせ悠然と進んでいる。
船からは、貴族の墓が見え、夜になると、照明で照らされる。
左の赤いネオンは、エジプトの有名ホテル「モーべンピック」の光。
しかし、エジプトまたまだ掘れば、遺跡は限りなく出てくる気がする。
この日は、午後ここアスワンからカイロのフライト移動。
夕方便の為、半日フリータイム。
私は、観光地たる遺跡ではなく、エジプトの暮らしがわかる現地庶民の市場を探索する事にした。3泊お世話になったナイル川クルーズ客船、MS TiYiの桟橋から、モスクを抜けると、十字路の東西南北に広がる大きなスークがある。
今日は、他の日本人観光客は誰もいなく、朝から全く一人の行動である。
過去アラブの国でいろいろなスークを見てきたが、ここはなんとも大きい。1日ではとても見きれない。
イスラムは、基本的に、「禁酒、禁煙」である。
しかしエジプトのイスラム、スンニ派は煙草はいいのか?
スークの中には、こんな「水たばこ」のカフェ?が多く、地元の人が水煙草を楽しんでいる。
coffeeは、コーヒーの粉を煮詰めた「トルココーヒー」。
相当甘い。オレンジもあり、フレッシュジュースも作るのか?
スークは、日用雑貨、肉、魚、香辛料から観光客の土産。
コシャリや豆のコロッケのレストランなど多彩である。
スークはこんな太い道。
そしてこんな狭い路地もある。
ここは、そら豆のコロッケ「ターメイヤ」のお店。人気店らしく大変混雑している。
気候が暑いエジプト、腐敗が遅い各種の豆料理は、エジプト人の大切なタンパク原である。
アスワンは、スーダンに近く、カイロより暑い。
この日も、30℃近い気温。こんな市場で、新鮮なのかもしれないが、ナイルで捕れた魚はトタンの上で販売されている。
魚だけでなく、肉もつるし切りの販売。
豚は食べないので、牛か羊と思う。
エジプトでは、魚も肉も食べたが、全てウェルダンで焦げる程焼いてある。
「あーこんな訳か?」と1人承知した。
これもペットの販売ではないと考えられる。
一方とても多いのが、香辛料のお店。
そうインドやアラブの臭いはこれと思う。しかし色彩も豊か?
やはり肉の臭いを消して食べるのは、こういう事と思う。
もう1枚カラフルな例。
野菜とこの緑は、ナイルの恵み。
オクラと言って売っているのは、やはり「オクラ」いであった。
女性のファッションのお店。
うーんこれなんだ。しかしまあこんなものか?
それでも他のアラブ諸国より、カラフル?
これは、卵の安売りか?新鮮なのか?
多くのエジプト女性が行列している。
土器、土瓶のお店もとても多い。
その後、ランチは船のバッフエでいただき、エジプト航空チャター機でカイロへ向った。
このスークでは、多くの人に「ニィハオ」と声を掛けられる。
ガイドさんに寄れば、「日本人旅行客は、こうしたディープな場所には行かないし、
添乗員さんと行動を共にする。」との事で、こうしたスークに行くのは、中国人の為
「ニィハオ」と声を掛けられる。との事だ。
しかしこれは可笑しい。どんなにピラミッド見ても、現地の生活はわからない。
やはり、私はいつも現地の市場は外せないと思う。
ここでも土産も仕入れた。あまりいい買い物ではなかったが、現地で現地の人と話し、現地の人の生活を見る。
これが海外旅行と、私は考える。
下記にも追加。
◆紀元前の神秘の息吹 エジプト悠久ナイル1人船旅航海インデックス
旅の順番としては、前後して書いている。
ルクソール以下の、神殿の船旅、そしてアスワンに行った最大の観光地
「アブシンベル神殿」もこれから。。
やれやれの思い。
。
スーク楽しそうですね〜!!
私も旅先で地元の市場やスーパー観るの好きです♪
折角行くなら現地の生活みたいですよね(^^)/
遅ればせながら、あけましておめでとうとうございます。
極寒の地より帰国しました。
日本がとても暑く感じ半袖になりたいのと、
サングラス無しでは日差しが辛いほど目が退化しているようです。
エジプトレポゆっくり読ませていただきますね。
今年もよろしくお願いします。
異文化を学ぶのはやはりいいですね〜
行ってみるだけで沢山の事を学びますね〜
> ARIA様
そうですね、どんな物食べているんか、どんなお店が人気あるか、とても興味ありますね。どこの国でも市場は必ず見ます。アラブはこのスーク見るのがなによりの楽しみです。
> ciel様
お帰りなさい。北欧やはり寒そうですね。犬ぞりお乗りになりましたか?
なにより無事の帰国でなによりです。しかし今年はとても寒い日本です。ちょっと慣れると、今年の寒さが身に堪えます。
今年も宜しくお願い申し上げます。
> まっちゃん様
日本人は、いつも自分ちが一番と考えてしまいます。安全だし綺麗だし、犯罪も少ないと美化します。しかし意外と海外の方がまともで、いい事も沢山ありました。
その中で一生懸命生きてゆく姿は、どこでも同じと思います。
すごいです!!
興味がありますが一人で行くのはちょっと怖い感じがします。
> ito*****様
実は、スーク行って、同じツアーの人も行きたいと言うので、ランチ後、もう一度行きました。とても満足楽しそうでした。市場は現地女性買い物客も多く、楽しいですが、確かにちょっと不安な面はありますが、なにしろ楽しいです。
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