MSCクルーズの新デジタル技術「MSC for Me」がまもなくデビュー
MSCクルーズ(MSC Cruises)は、かねてより開発を進めてきた、乗客がレストランや寄港地観光を予約したり、乗船前からクルーズ旅行のハイライトを受け取れるデジタル技術サービス「MSC for Me」が、まもなく同ラインの客船に導入されると発表した。
「MSC for Me」はMSCメラビリア(MSC Meraviglia)に2017年6月より、MSCシーサイド(MSC Seaside)に2017年11月より、それぞれ導入される。
「MSC for Me」はリストバンド型のウェアラブル・デバイスだけでなく、モバイルアプリや、WEBサイト、客室内のTV経由といったマルチチャンネルからの利用が可能。
乗客は「MSC for Me」を利用することで、客船内のレストランのメニューを調べたり、船内プログラムの確認、現在地から最も近いトイレ案内、自分の部屋までのルート案内など様々なサービスが受けられる。
MSCクルーズはこれまで3年もの時間をかけ、コダック、ボッシュ、ヒューレット・パッカード、サムスンといった技術メーカーと連携しながら「MSC for Me」の開発を進めてきた。
同様のデジタル技術サービスとしては、カーニバル・コーポレーションが先日発表したウェアラブル・デバイス「オーシャン・メダリオン(Ocean Medallion)」がある。
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