カーニバル・コーポレーション、27.6%のCO2削減を達成、LNG搭載クルーズ客船を導入
- 2018年、カーニバル・コーポレーションはCO2排出量の27.6%削減を達成し、船団の74%にAdvanced Air Quality Systemsを導入しました。
- 環境コンプライアンスを推進する全社的な取り組みである「オペレーション・オーシャンズ・アライブ」が2018年に開始されました。
- 液化天然ガスを燃料とする初のクルーズ船「AIDAnova」が2018年12月に導入されました。
- カーニバル・コーポレーションは、2030年に向けた国連の「持続可能な開発目標」を追求しています。
- 2018年には、次世代LNG船に対応するため、バルセロナにヘリックス・クルーズ・センターを開設しました。
カーニバル・コーポレーションは、第9回年次サステナビリティ・レポートを発表し、2020年のサステナビリティ目標に向けた2018年の取り組みの進捗状況を詳細に説明しました。世界最大のレジャー旅行会社であるカーニバル・コーポレーションは、CO2排出量の27.6%削減を達成し、25%の炭素削減目標を上回り、保有する船団の74%にAdvanced Air Quality Systemsを導入することができました。
2018年には、環境コンプライアンス、透明性、学習に対する同社の継続的な取り組みをさらに推し進めるため、全社的な取り組みとして「Operation Oceans Alive」が開始されました。その後、12月にカーニバル・コーポレーションは、液化天然ガス(LNG)を燃料とする世界初のクルーズ船「AIDAnova」を海上と港で紹介しました。これは、業界のLNG利用を促進し、よりクリーンな大気排出を進めるために行われたものです。
カーニバル・コーポレーションは、サステナビリティへの取り組みの一環として、2030年に向けた国連の持続可能な開発目標に沿った取り組みを行っています。さらに、バルセロナ港に次世代LNG船に対応可能な最新鋭のターミナル「ヘリックス・クルーズ・センター」を開設しました。同港の既存ターミナルと合わせた投資額は、4600万ユーロを超え、カーニバル・コーポレーションにとって欧州で最大規模となります。
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