カーニバル・コーポレーション、2050年までにカーボン・ニュートラルを目指し、循環型経済モデルを構築
- カーニバル・コーポレーション、第13回年次サステナビリティ・レポートを発表。
- 2050年までにカーボンニュートラルなオペレーションと循環型経済モデルを目指す。
- 脱炭素化の進展には、エネルギー効率の高いソリューションや代替燃料が含まれる。
- 食品廃棄物の削減と使い捨てプラスチックの最小化により、循環型経済を推進する。
- 従業員の多様性と平等性を強調し、表彰も行っています。
世界最大のクルーズ会社であるカーニバル・コーポレーションは、2050年までのカーボンニュートラルな運航と循環型経済モデルに向けた最新の進捗状況をまとめた第13回年次サステナビリティレポートを発表しました。船から岸まで持続可能」と題されたこの報告書では、脱炭素化、食品廃棄物の削減、使い捨てプラスチックの削減などの分野で大きな前進があったことが述べられています。
2022年には、カーニバル社のほぼ100%の船隊がゲストクルーズの運航を再開し、同社は2030年の目標に向けて大きく前進した。カーニバル・コーポレーションは、現在、2011年よりも温室効果ガス(GHG)排出量が少ない唯一の主要クルーズ事業者です。脱炭素化の主な改善策として、エネルギー効率の高いソリューションへの投資、新技術の開発、液化天然ガス、バッテリーや燃料電池、バイオ燃料などの代替燃料の探索が挙げられます。
脱炭素化への取り組みに加え、カーニバル・コーポレーションは、廃棄物を減らし、リサイクルを最大化するために、循環型経済モデルを最適化しています。同社は、2019年と比較して2022年には乗客1人当たり30%以上の食品廃棄物を削減し、2025年には1人当たり40%の削減という新たな目標を設定しました。さらに、カーニバルは、使い捨てプラスチックを50%以上削減し、2018年以降、5億個以上の使い捨てアイテムを取り除き、持続可能な代替品に置き換えています。
カーニバル・コーポレーションはまた、従業員の多様性と平等性を重視し、世界700の港や目的地を訪れるさまざまな背景を反映させています。同社は「World's Best Employers」の中で唯一のクルーズプロバイダーであり、「World's Top Female-Friendly Companies」の1社に選ばれています。