カーニバル・コーポレーションと中国商務集団、中国におけるクルーズ産業の成長加速に向けた共同事業を検討
- カーニバル・コーポレーション、中国商務集団と覚書を締結。
- 中国におけるクルーズ産業の発展と成長を加速させるため、2つのジョイントベンチャー候補を紹介。
- 船舶保有合弁事業:中国をターゲットとしたクルーズ船の保有・運航の可能性を探る。
- ポート&デスティネーション開発合弁事業:プリンスベイ・クルーズターミナルを皮切りに、中国およびその周辺にターンアラウンドおよびトランジットポートを開発する。
世界最大の旅行・レジャー企業であるカーニバル・コーポレーションは、中国におけるクルーズ産業全体の拡大と成長を加速させることを目的とした2つのジョイントベンチャーの可能性を探るため、中国商務集団(CMG)と覚書を締結しました。カーニバル・コーポレーションとCMGの戦略的パートナーシップの可能性には、中国におけるクルーズ産業の拡大という中国の野心を支援し、中国人旅行者の間で高まるクルーズ需要に対応するための2つの合弁事業の可能性を探ることが含まれています。
1つ目のジョイントベンチャーは、船舶保有型ジョイントベンチャーで、カーニバル・コーポレーションとCMGは、中国市場を対象とした初の中国国内クルーズ会社の一部として、自社でクルーズ船を保有・運営するアイデアを検討します。この事業では、中国で設計・建造される新造船や既存のクルーズ船の買収の可能性を検討します。
2つ目のパートナーシップは、「港湾・観光地開発合弁事業」です。CMGとカーニバル・コーポレーションは、現在CMGが開発している深センの蛇口プリンスベイ・クルーズターミナルを皮切りに、中国国内および周辺地域でのターンアラウンドおよびトランジットポートの開発を共同で行う可能性があるベンチャーです。両社は、この旗艦港からクルーズ船が出航することを目指すとともに、中国や北アジアの他のクルーズ船寄港地も開発する予定です。
カーニバル・コーポレーションとCMGは、戦略的パートナーとして協力し、中国の海洋経済全体を活性化させる重要な新興産業の一つと考えられているクルーズ産業の成長を加速させるために必要なインフラを構築します。
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