カーニバル・コーポレーション、シアトルの新施設でフリートオペレーションセンターを拡張

世界最大のレジャー旅行会社であるカーニバル・コーポレーションは、シアトルに新施設を建設し、フリート・オペレーション・センターを拡充しました。このセンターは、ドイツのハンブルグにある既存のセンターと合流し、カーニバルの102隻の船隊にリアルタイムでサポートを提供することになります。また、本年末にはマイアミに3つ目のセンターを建設する予定です。新しいフリート・オペレーション・センターは、最先端の追跡・データ分析プラットフォームを活用し、カーニバル社の船舶と陸上チームとのリアルタイムな情報共有を可能にし、船舶と陸上とのコミュニケーションを大幅に改善し、安全性と効率性を高めています。

ネプチューン」と名付けられたこのクラウドベースのシステムは、何千ものデータポイントを取得し、各船から航行安全のための28の異なるパラメータについてリアルタイムで分析を提供します。このプラットフォームは、航行操作、安全性、手順の最適化、効率性、持続可能性などの戦略的分野に重点を置いています。さらに、Neptuneシステムは、船内センサーからのデータをリアルタイムで分析し、船団全体の安全性と運航の向上に貢献します。また、このシステムは、燃料やエネルギーの使用量、廃棄物管理、排出レベルを最適化する新しい機能を提供し、カーニバル・コーポレーションの環境に関する取り組み全般をサポートします。