カーニバル・コーポレーション、GreenTech Awardsで最も環境に優しい船主に選ばれる

世界最大のレジャー旅行会社であるカーニバル・コーポレーションは、「Greenest Shipowner of the Year Neptune Award」を受賞しました。この賞は、2月にドイツ・ハンブルグで開催されたGreenTech in Shipping Global Forumで授与されたもので、過去1年間に船隊運営における環境負荷の低減に優れた実績を残した企業を表彰するものです。カーニバル・コーポレーションは、70隻以上の船隊にAdvanced Air Quality Systemを導入しており、2020年までに全世界の船隊の85％に同技術を搭載する予定です。さらに、船内エネルギー使用の最適化、革新的な船体設計による燃料消費の削減、燃料源として液化天然ガス（LNG）を採用する取り組みを実施しました。

環境負荷の低減に加え、カーニバル・コーポレーションは、2020年の持続可能性目標に示されるように、持続可能性と環境責任に取り組んでいます。同社は、25％の炭素削減目標を予定より3年早く達成し、その他の9つの2020年持続可能性目標も順調に進んでいます。さらに、同社の船隊の40％以上が「コールドアイロン」機能を備えており、港で利用可能な場合、船舶が沿岸の電力を使用できるようになっています。カーニバル・コーポレーションは、クリーンな化石燃料であるLNGを採用する業界のリーダーであり、港や海上でLNGを燃料とすることができる次世代「グリーン」クルーズ船を11隻保有しています。その第1号船であるAIDAnovaは、2018年12月に竣工しました。