カーニバル・コーポレーション、西フロリダ大学と提携し、船隊全体の環境教育を強化

世界最大のレジャー旅行会社であるカーニバル・コーポレーションは、船隊全体の環境担当者訓練プログラムを強化するため、西フロリダ大学（UWF）と提携することを発表しました。この提携により、環境コンプライアンスを学び、所有し、より深く理解する文化を醸成することを目的とした、革新的な環境エクセレンスコースが開始されます。カーニバル・コーポレーションは、受賞歴のあるCSMART（Center for Simulator Maritime Training）アカデミーを通じて、UWFのイノベーション研究所と提携し、新しい環境トレーニングコースを共同で開発・制作しています。

環境エクセレンスコースは、UWFのチャレンジベースの学習における専門性と、CSMARTアカデミーの海事訓練に関する幅広い知識と高度なシミュレーター機能を取り入れたものとなっています。このコースは、カーニバル・コーポレーションの9つのグローバルクルーズラインブランドの環境担当者を対象に、インタラクティブな指導と継続的な専門能力の開発を行うことを目的としています。1週間のコースでは、アラブ首長国連邦のドバイを出発し、イタリアのベニスに向かうMVオーシャンズ・アライブ号での23日間の航海と、アドリア海とイオニア海での7日間の航海を仮想的にシミュレーションしています。

様々な経験レベルの参加者が、ブランド横断的な少人数のチームで協力し、バーチャルな旅を通して、現実の課題を調査し、規則や規制を研究し、共有学習のディスカッションに参加することで、コミュニケーション、コラボレーション、リーダーシップスキルを向上させます。環境エクセレンスコースは、CSMARTでの最初の2年間に環境担当者が受講しなければならない2つの環境コースに加え、毎年受講する6時間のオペレーションエクセレンスコースを基に構成されています。

この最新の開発は、カーニバル・コーポレーションが2020年の持続可能性目標に掲げている、持続可能性、責任ある運営、環境保護への継続的なコミットメントの一環である。同社は、環境フットプリントの削減、ゲストとクルーの健康、安全、セキュリティの強化に関する2020年持続可能性目標の残り9項目の達成に向けて順調に進んでいます。