カーニバル・コーポレーションのコスタクルーズとアイダクルーズがイタリアとカナリア諸島で航行を再開することになりました。

世界最大のクルーズ会社であるカーニバル・コーポレーションは、ブランド「コスタ・クルーズ」と「アイダ・クルーズ」の出航再開計画を発表しました。コスタクルーズは9月6日にイタリアでの航海を再開し、アイダクルーズは11月1日に続く予定です。両クルーズライン・ブランドは、当初6隻の船で旅程を限定し、乗客定員を調整し、政府や保健当局と策定した健康プロトコルを強化しながら、段階的に開始する予定です。

コスタクルーズは、9月6日から、イタリアの港から出発する2隻の初期船「コスタデリツィオーサ」で、トリエステから週1回のクルーズを開始し、航海を再開します。また、9月19日にはジェノバから「コスタ・ディアデマ」が就航し、地中海西部の港に寄港する予定です。AIDA Cruisesは、2020年11月にカナリア諸島から出航する2隻の船でクルーズ事業の再開を目指し、12月にはさらに2隻を追加する予定です。

コスタクルーズとアイーダクルーズの両社は、世界および各国の保健当局や医療専門家と協力し、安全で健康的なクルーズ・バケーションへの復帰を促進するための包括的な保健衛生プロトコルを策定しました。カーニバル・コーポレーションCEOのアーノルド・ドナルド氏は、お客様、訪問先地域、乗組員の健康、安全、幸福が最高の責任と優先事項であり、多くの医療専門家や科学者と協力し、新しい強化プロトコルの開発に使用する貴重な洞察を得ていると述べています。さらに、カーニバル・コーポレーションは、世界有数の公衆衛生、疫学、政策の専門家と協力し、クルーズ休暇の返上のための強化されたプロトコルや手順を開発する取り組みを支援しています。