カーニバル・コーポレーション、温室効果ガス排出量の20％削減を達成

2014.04.21

カーニバル・コーポレーションは、温室効果ガス（GHG）排出量を20％削減する目標を達成すると発表しました。
同社は、世界中で積極的なエネルギー削減と保全の取り組みを展開しています。
カーニバルは、画期的な排ガス浄化技術を船隊に導入しています。
同社は、排水処理システム、陸上電力システム、燃料消費量の削減、廃棄物のリサイクルなどで進歩を遂げている。
カーニバル社のブランドであるAIDAクルーズは、三菱空気潤滑システム（MALS）を搭載した世界初のクルーズ船を運航し、ベッカー・マリンシステムズ社と提携して液体窒素ガス（LNG）ハイブリッドバージを開発しました。

世界最大のクルーズ会社であるカーニバル・コーポレーションは、船舶運航に伴う温室効果ガス（GHG）排出量を20％削減する目標を達成すると発表しました。同社は、世界各地で積極的なエネルギー削減・保全活動を展開しており、その多くは現行の法律や規制を上回るものです。カーニバルは、画期的な排ガス浄化技術の船隊への導入、先進的な排水処理システムの自主的な導入の継続、船舶の陸上電力システムの導入、燃料消費の削減、廃棄物のリサイクル率の向上など、環境への取り組みにおいて顕著な進歩を遂げています。

カーニバル社の10ブランドの一つであるAIDAクルーズは、空気抵抗を減らして推進力を節約する革新的な三菱空気潤滑システム（MALS）を搭載した世界初のクルーズ船を運航する予定です。また、AIDAはベッカー・マリン・システムズ社と提携し、液体窒素ガス（LNG）ハイブリッドバージを開発し、今年ハンブルクで運用を開始する予定です。この新技術により、窒素酸化物の排出量を最大80％、二酸化炭素の排出量を30％削減することができ、カーニバル社はこれまでで最も排出量の少ない、環境に優しい方法でクルーズ船を運航することが可能になります。