カーニバル・コーポレーション、2016年に4隻の新造船を投入し、高まる世界の需要に対応

世界最大の旅行・レジャー企業であるカーニバル・コーポレーションは、2016年に世界のクルーズブランド4社で4隻の新造船を就航させることを決定しました。これは、世界中で高まるクルーズバケーションの需要に応えるため、2020年までカーニバル・コーポレーションの10ブランドで17隻の船を就航させる計画の一環となります。カーニバル・コーポレーションのCEOであるアーノルド・ドナルド氏は、新造船はゲストに感動を与え、陸上の代替品に勝るバケーション体験を提供するという同社の目標をサポートするものだと述べています。

2016年に予定されている新造船は、ホーランド・アメリカ・ラインのmsコニングスダム、カーニバル・クルーズ・ラインのカーニバル・ビスタ、AIDAクルーズのAIDAプリマ、シーボーンのシーボーン・アンコールです。各船は、革新的なエンターテインメント・オプション、家族向けの客室、環境に配慮した技術、パーソナルなサービスなど、ユニークな特徴を提供する予定です。

2016年に加わる新造船に加え、カーニバル・コーポレーションはイタリアの造船会社フィンカンティエリとさらに4隻のクルーズ船について合意メモを締結しており、最終契約は2016年に締結される予定です。さらに、カーニバル社は、液化天然ガス（LNG）を燃料とする世界最大の客船キャパシティを持つ次世代クルーズ船4隻の建造についても、マイヤー・ウェルフト社と最終契約を締結しています。