カーニバル・コーポレーション、年末までに船隊定員の65％を再開、カーニバル船隊全体で75％を計画

世界最大のクルーズ会社であるカーニバル・コーポレーションは、世界有数のクルーズライン8ブランドにおいて、2021年末までに全船隊の65％の運航能力でゲストクルーズの運航を再開する見込みであることを発表しました。さらに、カーニバル・クルーズ・ラインは、年末までに全船隊の運航再開を想定した計画を立てており、これにより同社の総運航能力は75％近くまで増加することになります。

AIDAクルーズ、カーニバル・クルーズ・ライン、コスタ・クルーズ、キュナード、ホーランド・アメリカ・ライン、プリンセス・クルーズ、P&Oクルーズ（英国）、シーボーンなどのブランドは、2021年までにこれまでに54隻の客船で運航再開の計画を発表しています。カーニバル・クルーズ・ラインは、今年中にフル・フリート・サービスに復帰する意向で、9隻を追加し、合計63隻の運航再開を予定しています。追加船や旅程を含む、さらなるブランドの発表が近日中に行われる予定です。

各ブランドは、世界各地の港から段階的に運航を再開していきます。クルーズの旅程には、米国、カリブ海、ヨーロッパ、地中海、中米、南極などの航路が含まれます。このクルーズでは、政府および保健当局と共同で開発され、当社の公衆衛生、疫学および政策の専門家による指導に基づき、強化された健康プロトコルが採用される予定です。