カーニバル、キューバ寄港許可獲得でタンパ発のキューバクルーズを6月開始

カーニバル・クルーズ・ライン（Carnival Cruise Line）は、同ラインの客船によるキューバ寄港が許可され、カーニバル・パラダイス（Carnival Paradise）によるフロリダのタンパ発着のキューバクルーズを2017年6月より開始すると発表した。

カーニバル・コーポレーション傘下のクルーズラインとしては、昨年アメリカとキューバの国交正常化に伴ってアメリカの客船として歴史的なキューバ寄港を果たしたファゾム（Fathom）に続く2ライン目のキューバ寄港となる。

カーニバル・パラダイスのキューバクルーズは6月29日より全12回おこなわれ、4日〜5日間の旅程でキューバの首都ハバナに終日寄港し、さらに1泊停泊する。

カーニバル・コーポレーションの旅程計画責任者であるTerry Thornton氏によると、カーニバル・クルーズ・ラインのキューバクルーズの寄港地観光などの手配を担当するツアーオペレーター会社は、昨年からファゾムのキューバクルーズを担当している会社と同じであり、今年からキューバクルーズに参入してきた他のクルーズラインよりも、多くの実績と経験をもっているとアピールした。

またThornton氏は、カーニバル・パラダイスによる今回のキューバクルーズは、同ラインにとってのキューバクルーズの第一歩に過ぎず、今後もキューバのさまざまな場所に巡る旅程を増やしていきたいと述べた。