クルーズ業界、価値向上と新造船、著名人主催のテーマクルーズで立ち直る

2010.01.27

クルーズ業界は、厳しい状況下でも回復力を発揮してきた。
物価は上昇するも、価値は向上
初めてクルーズに参加されるお客様の誘致に注力
新造船の就航（主に既存船の姉妹船）。
リバーシップはラグジュアリーな体験ができるようにアップグレード
大物セレブリティを起用したテーマクルーズ
チップ・ポリシーの変更

クルーズ・クリティックによると、クルーズ業界は過去12ヶ月間、その回復力によって浮揚を続けてきましたが、2010年にはクルーズを新たな高みへと押し上げることになりそうです。年初の厳しい予測に直面したクルーズ会社は、価格を引き下げ、さまざまなインセンティブやプロモーションを投入しました。その結果、クルーズ・パッケージの価値を高め、初めてクルーズに参加する人たちを惹きつけるために、ランドリゾート風のアトラクションや施設、テーマ別のナイトライフ、専用サンデッキ、船上ビーチパーティーなどの設備に力を入れました。

2010年には、7月に就航するNCLのノルウェージャン・エピックを除き、ほとんどが既存船の姉妹船として新造船が就航する予定です。また、一部のリバーシップは、宿泊施設や設備が豪華にグレードアップしている。著名人が主催するテーマクルーズも増え、流行の最先端を行くクルーズはすぐに売り切れるでしょう。チップに関する方針も変化しており、一部の船では強制的なチップを廃止したり、より包括的なチップに変更したりしています。