クリスタル・クルーズ、ロサンゼルス港から船舶速度低減プログラムへの適合を表彰される

ロサンゼルス港は、クリスタル・クルーズが2012年船舶速度低減プログラム（VSRP）を遵守し、より環境に優しくクリーンな港づくりに貢献したとして表彰を受けました。クリスタル・クルーズは、同地域を出入りする船舶の速度を下げることで、環境排出量の大幅な削減とサンペドロ湾周辺の大気環境の改善に貢献しました。Crystal SerenityとCrystal Symphonyは、昨年ロサンゼルスを訪問した際にも、その汚染削減の取り組みが評価されています。

VSRPプログラムは、外航船舶がフェルミン岬から20海里、または40海里の沖合で港に接近・離岸する際に速度を落とすことで、外航船舶の排出ガスを削減することを目的としたものです。2012年には、このプログラムによる自主的な取り組みにより、ディーゼル粒子状物質（DPM）73トン、硫黄酸化物（SOx）740トン、窒素酸化物（NOx）981トンが削減されました。

クリスタル・クルーズのマリン・コンプライアンス担当ディレクターであるウィリアム・ベームは、「より環境に配慮した航海から、『Nothing Overboard』ポリシーや『You Care, We Care』ボランツーリズムプログラムまで、私たちは常に環境への影響を軽減する機会を模索し、航海のあらゆる場所で環境スチュワードシップを高めています」と語っています。クリスタル・クルーズは、ベニス、ストックホルム、サンフランシスコなど、さまざまな国際港からその環境への取り組みが評価されています。