クリスタル・クルーズ、世界初の洋上自立型リビングウォールを導入

超高級船クリスタル・クルーズは、業界初となる海上での自己完結型独立型リビングウォールの導入を決定しました。このリビングウォールは、英国を拠点とするANSグループ・ヨーロッパが制作・製作したもので、ポートランドからドーバーまで11泊の「ブリティッシュ・アイル・ブリリアンス」航海を終えた922名乗りのクリスタル・シンフォニーに2日かけて設置しました。このリビングウォールは、同船のデッキ11にある「トライデント・グリル」の屋外エリア用に特別にデザインされたものです。

この革新的なリビングウォールは、長さ37.7フィート、高さ7.9フィートで、様々な種類の室内植物を使って世界地図を表示します。クリスタル・シンフォニーでは、船内のフローリストが定期的にメンテナンスを行っています。リビングウォールは、人目を引く背景としてだけでなく、バイオフィルターとしての役割も果たします。大気中の有害な汚染物質を分解し、きれいな酸素に変えることで空気の質を高めるとともに、大気中の温室効果ガスを削減することができます。

クリスタル・クルーズは、業界で数々のデザイン賞を受賞しており、他のどのクルーズ会社、リゾート、ホテルよりも多くの「ワールド・ベスト」の称号を獲得しています。クリスタル・シンフォニーでのリビングウォールの設置は、環境に配慮しながらも、お客様に特別な空間とユニークな体験を提供するという同社のコミットメントを例示しています。