クリスタル・クルーズ、サンクトペテルブルクのファベルジュ美術館とロマノフ展を独占見学できるサービスを開始

クリスタル・クルーズの新しい寄港地観光ツアー「ブティック・アドベンチャー」は、他のクルーズ会社では体験できない、サンクトペテルブルクのファベルジュ美術館とロマノフ家の展示物を独占的に見学することができるツアーです。2014年夏のクリスタル・シンフォニー北欧クルーズ4コースで提供されるこの貴重なツアーでは、貴族の邸宅やカラマーゾフの兄弟のアートコレクションなど、一般には公開されていないエリアへのアクセスが可能です。ツアーの目玉は宝石をちりばめたファベルジュ・エッグで、参加者は4,000点を超えるロシア装飾美術のアンティークを楽しむことができます。

ロシアの大富豪、ヴィクトル・ヴェクセルベルグが所有する、サンクトペテルブルク出身のカール・ファベルジがデザインした15個のインペリアルファベルジエッグを、博物館のキュレーターが自ら案内してくれます。このうち9個はロマノフ家が所有していたもので、宝石商の最高傑作とされています。18世紀に建てられたシュヴァロフ宮殿内にあるこのコレクションには、他にも貴重な銀製品、宗教的な装飾品、絵画などのオブジェが展示されています。

さらに、白柱廊、クリームホール、シュヴァロフ伯爵の私室など、通常立ち入ることのできない宮殿内の部屋にもご案内します。クルミの間」には、ボリス・グリゴリエフが描いたドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の挿絵の原画が展示されています。