ホーランド・アメリカ・ライン、クルーズ業界初のバイオ燃料の長期試験を完了
- ホーランドアメリカライン、ロッテルダム港のヴォレンダム号でクルーズ業界初の長期バイオ燃料試験を完了
- 20日間の試験は、GoodFuels社およびバルチラ社との提携により実施されました。
- バイオ燃料の使用により、ライフサイクルCO2排出量は船舶用ガスオイルに比べ78%減少しました。
- 本試験は、カーニバル・コーポレーションのサステナビリティと排出削減目標へのコミットメントをサポートするものです。
ホーランド・アメリカ・ラインは、オランダ・ロッテルダム港のヴォレンダム号で、クルーズ業界初の長期バイオ燃料試験を完了しました。20日間にわたって行われたこの評価は、バイオ燃料の製造・供給大手であるグッドフューエルズ社と、動力・推進技術のエキスパートであるバルチラ社の協力のもとで行われました。最初の5日間、本船はバイオ燃料30%とマリンガスオイル(MGO)70%の混合燃料を主補機1基で使用しました。残りの15日間は、100%バイオ燃料を使用しました。
GoodFuels社によると、バイオ燃料を使用した場合、最後の15日間のライフサイクルCO2排出量はMGOの排出量と比較して78%減少したとのことです。ホーランド・アメリカ・ライン社のガス・アントルチャ社長は、今回の試験結果について興奮気味に述べるとともに、同社のサステナビリティへの取り組みとカーニバル・コーポレーションの長期サステナビリティ目標の達成を改めて表明しました。
ロッテルダム港に位置するVolendam号は、GoodFuels社が同港でバイオ燃料の水辺給油インフラを提供していることから、今回の試験対象に選ばれました。バイオ燃料の取り扱いは通常の燃料油の取り扱いと同様であり、試験済みの「ドロップイン」バイオ燃料は、船舶の改造や特別な設備は必要ありません。この先進的なバイオ燃料は、100%廃棄物や残渣を原料としており、土地利用の問題や食料生産との競合はありません。
この試験は、カーニバル・コーポレーションの環境に関する使命、目標、願望をサポートするものです。この目標には、2030年までに下層階の利用可能日数あたりの二酸化炭素排出量を40%削減すること、船隊全体で代替燃料の使用を拡大すること、2050年までに純カーボンニュートラルなオペレーションを達成することなどが含まれます。
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