ホーランド・アメリカ・ラインのmsヴィーンダム、マウイ島沖の太平洋上で機体を墜落させたパイロットを救助

2015年1月25日、ホーランド・アメリカ・ラインのms Veendamは、燃料システムの機械的な問題のため、ハワイ州マウイ島沖の太平洋上に単発機シーラスSR-22を投棄したパイロットを救助した。米国沿岸警備隊からの救助要請を受け、ハワイ州ラハイナへ向かっていたms Veendamは迅速に対応し、マウイ島沖約225海里にいたパイロットの位置を特定しました。

Veendam号は米国沿岸警備隊と協力し、機体のパラシュートシステムを展開したパイロットの救出に成功し、無事に救命いかだへ脱出しました。ホーランド・アメリカ・ラインの乗組員は、パイロットをVeendam号に乗せ、食事と宿泊を提供しました。パイロットの体調は良好で、1月26日にラハイナで下船しました。

ホーランド・アメリカ・ラインのオーランド・アシュフォード社長は、ms Veendamのチームの努力と、沿岸警備隊と協力して救助活動を成功させたことを賞賛しました。また、1月はホーランド・アメリカ・ラインの船舶にとって、世界中でいくつかの救助活動に参加するイベント盛りだくさんの月であったことを強調しました。今回の事故は、1月3日のms Zuiderdam、1月4日のms Zaandamに続く、2015年におけるホーランドアメリカラインの船舶による3度目の海上での救助となります。