MSCクルーズ、持続可能性と環境への取り組みに焦点を当てたグローバルキャンペーンを開始

MSCクルーズは、持続可能なバケーションの重要性を消費者に伝え、環境保護への取り組みを強調するため、新しいグローバルブランドキャンペーン「Discover the future of cruising」を開始しました。このキャンペーンは、MSCワールドヨーロッパの船上で撮影され、同船のユニークな環境機能を紹介するとともに、MSCクルーズの全21隻の船舶における持続可能性に関する幅広い取り組みを紹介しています。家族経営のMSCグループとそのクルーズ部門は、地球の海と環境を保護することに基本的に取り組んでおり、2050年までに海洋事業における排出量をゼロにするという野望を抱いています。

今回のキャンペーンは、クルーズ業界では初めて、ブランドのサステナビリティへの取り組みに主眼を置いたものです。MSCクルーズ初のLNG燃料船であるMSCワールド・ヨーロッパに搭載された独自の環境技術やソリューションを紹介しています。LNG燃料は、従来の船舶用燃料と比較して、CO2排出量を最大25％削減します。クルーズ部門では、今後数年間、LNGや低炭素燃料、合成・バイオメタノールを燃料とする新造船の導入を予定しており、低炭素燃料やネットゼロ燃料の開発・利用を加速していきます。

MSCクルーズのサステナビリティへの取り組みは、2008年以来、すでに炭素強度を35%削減しており、2030年までに40%削減するというIMOの目標達成に向けた好位置につけています。また、エネルギー効率の向上や水の自給自足にも積極的に取り組んでおり、革新的なパッケージデザインによる廃棄物の最小化、持続可能な観光手法の推進にも取り組んでいます。