MSCクルーズ、マイアミ・ドルフィンズと提携

世界第3位の規模を誇り、急成長を遂げているクルーズ会社であるMSCクルーズ（MSC Cruises）は、2023年のフットボールシーズンを前に、マイアミ・ドルフィンズ（Miami Dolphins）およびハードロック・スタジアム（Hard Rock Stadium）と複数年にわたるパートナーシップを結ぶことを発表しました。

この提携の一環として、MSCクルーズはマイアミ・ドルフィンズのオフィシャル・クルーズ会社となり、ハードロック・スタジアムにおいて、スタジアム内の看板、スタジアムの100階への入場権、様々なコマーシャル出稿など、広範なブランディングとプロモーションの機会を得ることになります。

このパートナーシップにより、MSCクルーズはマイアミ・ドルフィンズや様々なワールドクラスのイベントが開催されることで知られるハードロック・スタジアムにおいて、大きなブランディングの存在感を示すことになります。MSCクルーズは、Eメールマーケティング、ソーシャルメディア、試合当日のスタジアムでのブランディング、試合当日の放送への参加、マイアミ・ドルフィンズ・フットボール・ユナイトの持続可能な取り組みへの協賛など、その他のブランド統合の機会も活用していきます。

南フロリダに米国オフィスを構えるMSCクルーズは、地域社会とのつながりを深め、ドルフィンズファンの休暇の選択肢として同社のサービスの認知度を高めることを目指しています。同社はこの冬、北米の母港から5隻の客船を出航させ、そのうち3隻はマイアミ港から出港する予定で、アメリカでのプレゼンスを拡大する予定です。

MSCクルーズはまた、マイアミに北米最大のクルーズターミナルを建設中です。この最新鋭のターミナルは来年オープンの予定で、流動的なゲスト体験を提供するよう設計されており、MSCクルーズの最新鋭の環境に優しい客船3隻を一度に受け入れることができます。2025年4月以降、MSCワールド・アメリカ（MSC World America）はマイアミの新ターミナルからカリブ海へ向けて出航する次の米国のフラッグシップとなります。