ノルウェージャン、新造船ノルウェージャン・ビバを就航、地中海を巡る処女航海に出発

ノルウェージャン・クルーズ・ライン（NCL）は、56年の歴史を持つ世界的なクルーズ旅行のイノベーターであり、イタリアのベニス（トリエステ）から処女航海に乗り出す最新客船ノルウェージャン・ビバ（Norwegian Viva）の就航を発表しました。

ノルウェージャン・ビバは、NCLのラインナップに加わる期待の新造船で、画期的なプリマ・クラスの2番船です。サレルノ、カンヌ、イビサを寄港地とするこのクルーズは、ゲストに豪華な旅を体験させます。

ノルウェージャン・ビバのユニークな特徴は、航海だけにとどまりません。船内には、3階建てのレーストラック「ビバ・スピードウェイ（Viva Speedway）」、11の飲食店が並ぶ高級フードマーケット「インダルジ・フード・ホール（Indulge Food Hall）」、洋上最速のスライダー「ザ・ドロップ・アンド・ラッシュ（The Drop and Rush）」、NCLのサステナブル・カクテル・バーとして知られるメトロポリタン・バーなど、ノルウェージャン・ビバならではの設備が充実しています。この船の巨大なデザインは、船内のアート作品、ワールドクラスのエンターテイメント、インタラクティブなデジタル・インスタレーションによって構成されています。

処女航海の後、ノルウェージャン・ビバは地中海とギリシャ諸島を巡る航程を経て、2023年11月28日のマイアミでの命名式に向かいます。セレモニーには、ノルウェージャン・ビバのゴッドファーザーであり、ラテングラミー賞受賞アーティストのルイス・フォンシ（Luis Fonsi）をはじめ、著名人が出席する予定です。その後、プエルトリコのサンファンを母港とし、2023年12月から2024年3月までカリブ海クルーズを提供します。

2024年5月、ノルウェージャン・ビバは再びヨーロッパ海域を横断します。地中海クルーズの航程は、ヨーロッパの美と文化に浸るまたとない機会を提供し、平均寄港時間は10.5時間で、広範囲な探索を可能にします。