ロイヤル・カリビアン社、超高級クルーズ船「エンデバー」を2億7500万ドルで取得、「シルバー・エンデバー」に改称
2022.07.18
- ロイヤル・カリビアン・グループ、超高級クルーズ船「エンデバー」を2億7500万ドルで取得
- 船名は「シルバー・エンデバー」に変更され、今月からシルバーシー・クルーズの船隊に加わります。
- 船はPC6ポーラークラス仕様で、遠隔地やアクセス困難な目的地での探検に適しています。
ロイヤル・カリビアン・グループは、超高級クルーズ船「エンデバー」を、建設費を大幅に下回る2億7500万ドルで買収することが裁判所から承認されたと発表しました。2021年にクリスタル・クルーズに引き渡された同船は、シルバー・エンデバーと改名され、今月からグループの100％子会社であるシルバーシー・クルーズの船隊に加わる予定です。本船は、ドイツの輸出信用機関オイラー・ヘルメスの保証を受けた15年の無担保タームローンで全額調達され、最初の2年間は償却費の支払いがない。この買収により、収益、キャッシュフロー、投下資本利益率が向上することが期待されます。
PC6極地クラス仕様で建造されたシルバー・エンデバーは、両極地を含むSilverseaの現在の探検旅程に対応しています。この船は、業界最高のゲスト1人あたりのスペース、クルーとゲストの比率、そして豪華な宿泊施設を提供します。シルバー・エンデバーは、2022年/2023年冬に就航予定で、南極での初シーズンは2022年11月から始まります。今回の買収は、豪華な探検クルーズへの需要の高まりを利用し、業界をリードする超高級・探検クルーズ会社としてのSilverseaの地位を確固たるものにするという、当社グループの計画の一環であります。
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