ロイヤル・カリビアン、第1四半期は赤字だが予想を上回り、通期ガイダンスを上方修正
- ロイヤル・カリビアン・グループ、第1四半期の1株当たり損失は$(0.19)、調整後1株当たり損失は$(0.23)となり、予想を上回った
- 高い価格でのクローズイン・ブッキングの好調、旺盛な船内消費、営業コストの好タイミングが業績向上に貢献
- 記録的なWAVEシーズンと高いクルーズ需要により、通期ガイダンスを4.40ドル~4.80ドルに引き上げ
ロイヤル・カリビアン・グループは、第1四半期の1株当たり損失が$(0.19)、調整後1株当たり損失が$(0.23)となり、主に高い価格でのクローズインブッキングの好調、引き続き堅調な船内消費、営業コストの有利なタイミングにより、結果は会社ガイダンスを大幅に上回りました。記録的なWAVEシーズンとクルーズ体験に対する需要の加速により、同社は2023年の調整後1株当たり利益ガイダンスを4.40ドル~4.80ドルに引き上げることにしています。
2023年第1四半期のロードファクターは102%に達し、総収益は29億ドルとなりました。旺盛な需要により、WAVEのシーズンは記録的な伸びを見せ、ロードファクターと価格の上昇に加え、チケットと機内販売収入の大幅な伸びを示しました。同社の第1四半期の売上は、第1四半期の輸送能力の80%近くを占めたカリブ海の旅程に対する特に強い近接需要によって押し上げられました。
2023年3月31日現在、当社グループの顧客預託金残高は過去最高の53億ドルとなっています。2023年通年のネット利回りは6.25%から7.25%の間で上昇し、調整後1株当たり利益は4.40ドルから4.80ドルの範囲になると予測されます。2023年3月31日現在のロイヤル・カリビアン・グループの流動性ポジションは、現金および現金同等物、未使用のリボルビング・クレジット・ファシリティ容量を含めて39億ドルでした。
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