シーボーン社、3隻の追加航海を中止、シーボーン・ベンチャーの新たな納期を発表

洋上の超高級リゾート、シーボーンは、世界的な船舶運航休止の一環として、シーボーン・オベーション、シーボーン・アンコール、シーボーン・クエストの3隻のクルーズ船の追加航海を中止する。この休止は、各船で有効期限が異なり、シーボーン・オベーションは2021年1月3日まで、シーボーン・アンコールは2021年1月6日まで、シーボーン・クエストは2021年5月10日まで影響を受けます。

さらに、シーボーンは、新しい超高級目的船エクスペディションシップ「シーボーン・ベンチャー」の納期を変更し、2021年12月1日に設定することを発表しました。この延期は、COVID-19の対応に伴う今年初めのT.マリオッティの造船所閉鎖により、同船の建造・仕上げ工程に支障をきたしたためです。シーボーン・クエストは、2021-2022年シーズンに同ラインの受賞歴のある南極体験を運航することになり、これに伴い、2021年11月7日～12月19日に予定されていたパナマ運河航海は中止となりました。シーボーン・ベンチャーは、2021年12月にオーロラ鑑賞ができる「ノルウェー・ウィンター」航海を初披露する予定です。シーボーン・ヴェンチャーの変更後の就航シーズンの詳細については、10月に発表する予定です。

シーボーンはこれまで、3月14日から2021年5月までの間、船によって異なりますが、全世界の船の運航を一時停止することを発表しており、この期間に予定されていたすべての航海を事実上中止していました。今回の追加航海の中止は、COVID-19の事態に対する世界的な対応に起因する継続的な課題に対処するための積極的な措置である。