シーボーン・オベーション、初航海に向けた最終海上試運転を完了

シーボーンの超高級船、シーボーン・オベーションは、地中海での最終的な海上試験を無事終了しました。同船は3月14日にフィンカンティエリ造船所を出発し、4日間にわたり洋上で技術・機械システムのテストを実施しました。3月18日にジェノバの造船所に戻り、現在、スタッフや作業員が本船の最終仕上げを行っています。引き渡し式は、2018年4月27日に予定されています。

シーボーン・オベーションは、5月5日から11日間、イタリアのベニスからスペインのバルセロナへの旅で処女航海を行う予定です。船の命名式は5月11日にマルタ共和国のバレッタで行われ、高名な女優・歌手のエレイン・ペイジが名付け親を務めます。本船は、初年度の大半を北欧の海で過ごし、バルト海やスカンジナビアの7日間の航海や、ノルウェーのフィヨルドやイギリス諸島を訪れる14日間の長期航海を提供する予定です。

シーボーンの5隻目の超豪華客船となる本船は、デザイナーのアダム・D・ティハニによる素晴らしい現代的なインテリア、ミシュランの星付きシェフ、トーマス・ケラーによる料理のノウハウ、サー・ティム・ライスによる特別依頼のエンターテイメントが特徴です。シーボーン・オベーションは、2018年5月から11月にかけてヨーロッパを巡る様々な航海に出航し、北欧や地中海の港に立ち寄ります。本船は300室のスイートを備え、ゲスト一人当たりのスペース比率が高いラインの特徴を維持し、高度にパーソナライズされたサービスを可能にします。