シーボーン、フィンカンティエリ社と新型超高級クルーズ船に関する意向表明書を締結

シーボーン社は、イタリアの造船会社フィンカンティエリ社と新造超高級客船の建造に関する意向書を締結したことを発表しました。新造船は、その特徴や提供するアメニティによって成功を収めている同社の3つの最新船、シーボーン・オデッセイ、シーボーン・ソージャン、シーボーン・クエストをモデルとしています。新造船の引渡しは、2016年後半を予定しています。

この新造船は、2014年にシーボーン・プライド、2015年にシーボーン・スピリット、2015年にシーボーン・レジェンドがそれぞれ新しいオーナーに譲渡される予定であり、そのキャパシティを置き換えることになります。シーボーンのリチャード・メドウズ社長は、計画を進め、同じ評価の高いデザインの船をもう1隻建造することに喜びを示し、これらの受賞歴のある船の体験とアメニティは、超高級クルージングの水準を引き上げてきたと述べている。

また、フィンカンティエリ社の商船担当上級副社長であるガブリエレ・コッコは、今回の提携について、シーボーン社との協力関係やカーニバル・グループとの強い関係維持に興奮していると述べています。また、カーニバル・グループとの強固な関係を維持しつつ、シーボーン社との提携に大きな期待を寄せており、ラグジュアリークルーズというニッチな分野でのリーダーシップを強化し、クルーズ業界における同社の優位性を確認する上で、この契約の重要性を強調しています。