シーボーン、超高級船「シーボーン・アンコール」を引き渡し

超高級クルーズ会社として知られるシーボーン社は、イタリア・マルゲーラのフィカンティエリ造船所で行われた公式引き渡し式で、全室スイートの最新船「シーボーン・アンコール」を引き渡したことを明らかにしました。2年以上前から待望されていたこの船は、超高級クルージングの基準を再定義することになります。300室のエレガントなスイートルームと高いスタッフ比率を誇り、ゲストは比類ないレベルのパーソナルなサービスを体験することができます。

ホスピタリティ・デザインの伝説的存在であるアダム・D・ティハニーがデザインしたシーボーン・アンコールは、モダンなデザイン要素と革新性により、豪華ヨットのような雰囲気を醸し出しています。40,350GRT、1つのデッキを追加し、パブリックエリアを拡大したこの船は、控えめなエレガンスというシーボーンの評判を維持することが期待されます。この船の斬新な特徴として、プライベートカバナでくつろげるサンクチュアリ「ザ・リトリート」、パーソナルなスパサービスを受けられる「スパ・トリートメント・カバナ」、「ザ・グリル by トーマス・ケラー」の極上の料理、そして食通のためのレストランとしてデビューした「スシ」などがあります。

シーボーン・アンコールは、2017年1月7日にシンガポールで行われるセレモニーで正式に命名され、その後、インドネシアに向かう初航海、ジャワ海クルーズ10日間（Gems of the Java Sea）が行われます。デビュー後、アンコール号はグレートバリアリーフ＆ゴールドコースト16日間、そしてオーストラリア＆ニュージーランド16日間の連続航海に乗り込みます。同船は2017年夏を地中海で過ごした後、20日間のユネスコ・ジェムズ・オブ・ザ・ウェスト地中海クルーズで秋シーズンをスタートさせる予定です。