バイキング、初の探検船「バイキング・オクタンティス」を引き渡し、南極航海に出発

バイキングは、378名のゲストを収容できるよう設計された、同社初の探検船「バイキング・オクタンティス」の引渡しを発表しました。この船は、2022年1月に南米に向けて出航し、一連の南極航海のためにゲストを迎えます。同船は2022年4月にニューヨークで、著名な探検家・教育者であるリブ・アーネセン氏によって正式に命名される予定です。また、2022年8月には、北極と南極を巡る2隻目の同じ探検船「ヴァイキング・ポラリス」が仲間入りする予定です。

Viking OctantisとViking Polarisは、ロンドンのRichard RiviereとSMC Designによってデザインされ、探検航海に対応した独自の機能を備えています。これには、ハンガー（遠征船の乗船・下船用の船内マリーナ）、サイエンスラボ（ケンブリッジ大学およびアクバプラン・ニヴァとの提携による船内研究施設）、軍用ゾディアック、スノーシュー、カヤックなどの遠征用装備品が含まれます。

船内の全客室にはノルディックバルコニーが設置されており、周囲を遮るもののない眺望を楽しむことができます。その他、アウラ＆フィンセテラス、ノルディック・スパ＆フィットネスセンター、複数のダイニングなど、充実した設備が整っています。バイキングのヘルス＆セーフティ・プログラムは、国際的な医療アドバイザーと協力して開発されたもので、ワクチン接種、船内でのPCR検査、その他の健康・衛生対策を通じて、ゲストとクルーの安全を確保しています。