非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
日本郵船がつくった会社といえ、最初から欧米人相手のクルーズラインでした。以外と私たち日本人は知らないのですが、昭和初期 ロックフェラー、ヘレン・ケラー、チャールズ・チャップリンなど北米からの各界代表する方々は日本を訪れる際には日本郵船が造りだした客船をこぞって乗船していました。「浅間丸」「氷川丸」などきめ細かなサービスなどが定評があり多くの北米ハイクラスの方々に支持されていました。「浅間丸」などは通称「太平洋の貴婦人」などとも呼ばれていたんですよ。ですから、当時日本郵船は世界トップレベルの客船(クルーズ)会社だったわけです。しかし先の対戦によりそれら殆どが軍用船に徴用され、太平洋の藻屑と消えてしまいました。戦後復興を遂げ今から丁度30年前、熱き郵船スピリッツを引き継ぐ第14代社長宮岡公男氏が「何としてももう一度、クルーズで世界トップの座に返り咲いてみせる!」と猛反対の役員達を説得しアメリカロスアンゼルスにクリスタル本社を設立。当時のアメリカは大型客船でどこのクルーズ会社も鎬を削っていましたので、徹底的に市場調査をしかつてNYKを支持して下さったハイクラスのクルーズ愛好家だけをメインターゲットに「カジュアル大型船」ではなく「高級中型船」で挑んでいったので、当初から欧米、とりわけハイクラスの上質なもてなしを好む方々を対象としていた訳です。(個人的にも今から22年前の創業当時、初めての海外クルーズ添乗がクリスタルだったので想いいれも一入です)海洋国家 NIPPON! 欧米のクルーズには負けていられませんね。