非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
2018 Autumn CRUISE Travellerで海事史家 野間恒氏によって ドイツ海運会社ハパグ・バリーン会長が、精神的スポンサーであった皇帝ヴィルヘルム2世の歓心を買うため、自社船を皇帝一家に差し出してスカンジナビア水域クルーズをおこなった。これがクルーズの始まりと伝えられていると 記されていた。1840年には大西洋横断の定期船運航を開始したのはキュナードライン。当時は客船としてだけではなく、英国王室公認の郵便事業を担うクルーズラインてしてクルーズ史の最初を刻んでいる。遅れる事約90年 我が国日本郵船が浅間丸で横浜~ホノルル~サンフランシスコ航路に就航。客室内には当時欧米製の最新の艤装品やイタリア大理石がふんだんに使われるなどし、当時我が国の客船部門はヘレン・ケラー、チャールズチャップリン、ロックフェラーなど角界の著名人がこぞって来日の際には乗船していた事から、後発組ではあったが世界トップクラスの客船事業は我が国NIPPONだった事は決して忘れず矜持を持って海洋国家日本で更なるクルーズ振興に尽力したい。![20181020_192255.jpg]