非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
世界一周を2018年で終えたQEが日本周遊を本格的に取り組む初回と言う事。外国人客の比率が
どの程度か、QEなら、50%を切って欲しくないと言う思いが根強いです。
(1)函館、秋田:桜の花見が出来るのか?
函館はまだ開花に達していない見込みです。秋田では角館まで行くのか、秋田市内の留めるのか思案のしどころです。
(2)金沢:金沢城と兼六公園に留める。寄港先が多いので、体力の温存を優先すべきか。
(3)境港:大根島・由志園へ。この頃が牡丹のベストシーズンと聞いています。松江、大社、足立美術館は次回以降の楽しみに残します。
広島・五日市港の様に、境港もQEが評価する港になって欲しい。
(4)釜山:送迎バスで国際通りへ、釜山カルビの店に行く? ここだけは仲間の嗜好によって決まる可能性が高い。
(5)熊本:月並みですが、熊本城と水前寺公園へ、そして、馬刺しと六調子(米焼酎)と行きたい。
(6)Queens Roomと言えば、社交ダンスですが、演奏曲の構成が構成を見極めたい:本来は英国スタイルに沿って、10ダンス曲が適正に演奏されていた。所が日本人好みを考慮してか、10ダンス曲の構成が崩れ、ウインナーワルツとパソドブレが抜けてしまった。ジャイブはどうなったのか見極めたい。
以上の様な課題を持って、臨みたいと思っています。
キュナード・ラインの人気エリア
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
①QEにおけるブリタニア、リドの食事は決して、いいものではない。それでも、ロイヤル・コート・シアターやクイーンズ・ルームが好かったから、今までは、我慢が出来た。所が、目玉であったデッキ―2にある二つの施設が崩れて来ると、食事に関しても我慢が出来なくなって来る。
②今回は7割を占めた日本人乗客のほとんどが、夕食時、ブリタニアに行ったのではないか。結果的には、押し込めたのと同じであり、その喧騒振りは、にぎやかな居酒屋以上のものであった。
サービス、スタッフ
①以前とは様相を異にしていた。私の目から見ても、英国調グループ(キュナードG)、米国調グループ(カーニバルG)とに2分化されている事が歴然として判った。ロイヤルコート・シアターとクイーンズルームの米国調化は名称と照らし合わしても、ふさわしいものではなく、異様とすら映ってしまった。
クイーンズルームを愉しみにやって来たリピーターの女性の方々が「壁の花」に値する処遇を受け、「QEはダイヤモンドプリンセスにも劣るカジュアルシップ」と評価されたのは、私からも見ても頷けるものがあります。
この様な実態を日本に来航する前に掌握していなかった国内総代理店、クルーズ代理店各社(特に代表格たるJTB)の責任は重い。
②パーサーズ・デスクにおいても、質の低下が歴然としていた
私の場合、4/28以降も継続乗船であった。所が、前日に配布されたレターは下船に関わる内容だけであった。早速、デスクに赴き、下船に関してはコメントはあるが、再乗船に関しては何の記載もないと質問した。最終的には事なきを得たので、詳細は割愛します。
お部屋
海側キャビン
キャビン掃除担当はウクライナから来られた女性であった。お掃除の米国調モラルについても、色々な事が聞いたが、私のキャビンに関しては完璧であったと所言えます。
船内の施設、アクティビティ
2014年の初来日以来、デッキ2にあるロイヤルコート・コートとクイーンズ・ルームは日本人の心をひきつけ来た。所が、二つのバンドはメンバーを総入れ替えし、ムードある英国皇室調のある名称などはそっちのけのアメリカンナイズになっている。来年も日本に来るのであれば、元のバンド編成に戻す事が必須である。もし、何の対策もせず、現状のまま、再来日されたら、失敗必須の結果に終わる様に思います。
クイーンズルームの社交ダンスではもっとまずい事が生じてしまった。旅行代理店も含め、関係者は中高年の女性層が厚かった事に気付いたはずです。彼女達はリピータが大半であり、二年前から予約を入れ、ドレスを新調し、クイーンズルームでのボールルームダンスを期待して、乗船されたのです。所がリボンちゃんの数は以前とは違い、ゼロでは無かったが、極めて少数であった。結果として、カバーする事が出来ず、彼女たちのほとんどが「壁の花」にされてしまったのです。あのクイーンズルームで「壁の花」は絶対にあってはならない事ではありませんか。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
横浜
乗船手続きに1時間を要したものの、日本大通り駅からバス乗り場までの誘導は適正であり、大黒ふ頭までのバス送迎は順調であった。
函館
シャトルバスで函館駅へ。そこで海鮮丼を愉しみ。その後、市電で湯の川温泉に行き、一風呂浴びてきた。早々に船に戻り、遺愛女子高校の演奏を聴けたのは、最高であった。
秋田
桜は秋田市内が満開、角館は三分咲程度で時期早々であった。タクシーを利用した方があり、その方が効率的の様でした。
金沢
行先として、白川郷を選んだ。丁度、桜が満開の時期であり、タイムリーであった。バスのガイドさんから、数々の観光先を教えられ、いい勉強になった。
境港(鳥取)
松江と足立美術館を捨て、大根島の由志園を選び、タクシーで開園早々の牡丹園に行ったのは大成功。
帰りは由志園サイドのシャトルで境港まで戻り、水木しげる関連の施設をじっくりと廻って見る事が出来た。
昼食は港から程近い、”しんわ”で海鮮丼を楽しみ、歩いて、船に戻る事が出来た。
釜山
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熊本
シャトルバスは出ていたが、八代市の中心部までしか行かなかった。熊本まで行くには、タクシーでJR八代駅か新八代駅まで行く必要があります。
シャトルバスはJR八代駅まで出して欲しかった。
予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
予約、手配に関しては、何ら問題がなかった。ダイヤモンドプリンセスの様に、安定基盤を構築された船は別として、添乗員のようなサービスは期待しませんが、今回のQEの様な課題を持っている場合には、社員を乗船させてでも、実態を把握される事を強く望みます。
船会社、総代理店任せにしてしたのでは、今回の様に飛んでもない事になりかねない。顧客の不信感から離反につながり兼ねない事を実感されたと思います。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
残念ながら、現時点では他の方にお勧め出来る状況ではありません。クルーズ代理店からいくらいい事を言われても、そのまま受け入れる事が出来ない所まで来ています。私にとって一番よかったのは、2014年、QEが初めて日本にやって来た時であったと明記して置きます。
その後、来日の都度、QEファンを増やして来たのです。特に女性の方々は、QEの来日を機に、リピーターとして乗船されました。所が今回は期待に反して、クイーンズ・ルームで「壁の花」にされてしまったショックにはあまりにも大きいものがあります。結局の所、今まで積み上げて来た信頼を一挙に失ってしまった事になったのではないでしょうか。この事実は来年の利用者数に影響するはずです。
私としては、来年、ほぼ同じコースを家内と二人で周遊し、その結果を見て、これから先の対応を考える事にしています。
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