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クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
2020、21年とセレブリティソルスティスでの日本周遊、また東南アジアクルーズを予約しましたが、コロナの影響でキャンセルになってしまいました。
どうしても諦めきれず悲しい思いをしていましたら、JALのキャンペーンでシドニー路線がお安く販売されたので一度も行ったことのないオセアニアにしよう、と決めこのクルーズを選びました。
約10年ちょっと前に初めて乗ったクルーズ船がセレブリティだったので期待でワクワクでした。
オーストラリアもニュージーランドもワクチン証明は不要でしたが、船は乗船時に陰性証明が必要でした。でもチェックはとてもユルかったです。私達は乗船当日朝シドニー空港で、日本で買った抗原検査キットで検査をしましたが、検査日も名前も確認せず、チラっと見るだけ。
これじゃ、乗船しない人がチェックしてもごまかせちゃうね、と苦笑しました。
実際にご乗船されていかがでしたか?評価とご感想をお聞かせください。
お食事、ダイニング
ロイヤルカリビアンに乗る方が多かったので、やはりセレブリティの方が豪華な感じがしました。
毎日変わるメニューはそれほど多くなかったですが、お肉料理も魚料理も口に合いました。
私達はクラシックパッケージだったので、12ドルまでのアルコール、ソフトドリンクは飲み放題でした。12ドル出てしまいましたが、いろいろな可愛らしいカクテルが美味しかったです。
私がキティちゃんのストラップにシーパスカードを入れぶらさげていたら、バー係のスタッフの女性が「キティの大ファンでグッズを集めてる」と言うのでストラップをプレゼントしました。
レストランMURANOのお料理は見た目も味もよく、量もちょうどよかったです。約10年前は私達のテーブルでお肉を焼いてくれましたが、今回はそれはありませんでした。
目の前で焼いていたのはデザートのクレープでした。
一番最後のイブニングシックデーではロブスターがありました。とても美味しかったです。
3階の中央にあるバーには、世界中のビールがケースに入っていて全部試してみたいくらいでした。
サービス、スタッフ
ステートルームのスタッフは若いフィリピン人の女性でした。明るくフレンドリーでお世話になりました。日本から持参したお煎餅の袋と抹茶味のチョコレートをプレゼント。
日本で予約したロードオブザリングツアーがキャンセルになり、凹みながらレセプションに行き、電話でキャンセルして頂きました。
イベントスタッフは若い人が多く、元気に動き回り乗客を盛り上げていました。
日本人の女性スタッフが7階にいらして時々お話しに行きました。とても素敵な方で、わからない
事など日本語で教えて頂き助かりました。
お部屋
海側バルコニー
バルコニーに出るととても気持ちよかったです。
収納がたくさんあり、広いワードローブの他、ベッドの頭上にも広い収納スペースがありました。
今回、特大、大、中と3つのスーツケースを持参しましたが、置くスペースも困りませんでした。
3月のニュージーランドは結構涼しくて、長時間バルコニーに座りのんびりはできませんでした。
海を眺めながら、山下達郎さんの「Sparkle」が頭に浮かびました。
船内の施設、アクティビティ
カジノは私の経験では絶対に勝てないとわかっていたので、50ドルのチケットでセコく、1セントスロットを選び1時間近く遊びました。
外のプールは風の強い日が多くあまり賑わっていませんでした。アトリウムのプールは暖かく、そちらのチェアで寝転んだり、ビールを飲みながらハンバーガーを食べ、音楽を聴いていました。私のクラシックカードでは、船内のWi-FiでLINEは出来ません。Eメールは大丈夫でした。YouTubeも繋がりませんでした。
セレブリティのアプリが便利で、その日のイベントがわかりまたマイスケジュールで、自分の参加したいイベントも入力出来ます。
屋上の芝でパター大会の予選がありましたが、芝はガタガタ。皆さんご苦労していました。
本選は3階のホールでしたが。
ほとんど日本人がいない船でしたので、トリビアはわからなくても答えで知識が増えるので楽しかったです。
MURANOで隣の席だったおじい様が、サイレントディスコが面白いよ!と教えてくださいました。
ヘッドフォンの赤は昔の曲、緑が80、90年代の曲、青が今風の曲だったかな?自分で好きに色が替えられ、DJも色ごとにちゃんと3人いて盛り上げていました。
それとセントパトリックデーをはさんでいたので、アイリッシュダンスの講習会やパーティもありました。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
シドニー
シドニーは乗船前はオペラハウス周辺を徒歩で散策しました。
下船後はホテルに荷物を置き、電車とタクシーを使い、フェザーデール・ワイルドライフ・パークに
行きました。
ここはカンガルーに餌やりが出来たり、コアラは抱っこは出来ませんが触って一緒に写真が撮れました(30ドル)
オーストラリア固有の動物がたくさんいて、たくさんのコアラが活発に餌を食べている姿を間近に見られたり、チビカンガルーをなでなでしたり楽しかったです。
ミルフォード・サウンド
大奮発して、船を出てクィーンズタウンのホテルに泊まる1泊2日のエクスカーションに参加しました。
最初は船のヘリポートから絶景を見て、その後小さい船に乗り換え、ミルフォードサウンドの山々と、それをバックに停泊しているイクリプスの風景は美しかったです。
フィヨルドランド国立公園の大自然ドライブ、テ・アナウでは羊、牛、馬の牧草地が広がり、クィーンズタウンの散策のあと、蒸気船のTSSアーンスロー号でウォルターピーク高原牧場に行き、ディナー、羊の毛刈りショー、シープドッグが羊を集めるショーを見ました。
翌日はカワラウ川でのバンジージャンプを見たり、アロータウン、ギブソンワイナリーでの試飲など盛りだくさんでした。周りの風景はまさにロードオブザリングの世界、というような場所がたくさん。
最後はダニーデンドライブで、駅舎だけはバスが止まり見学できました。
ダスキー・サウンド
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ダニーデン
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ウェリントン
なんと、強風と高波のため、ウェリントン港がクローズ!
at seaの日になってしましました…。日本でロードオブザリングツアーを申し込んでいたので
泣く泣くキャンセル。とても残念でした。
クライストチャーチ
クライストチャーチも天候不良のため、港がクローズで2日連続at seaになってしましました。
仕方ないとはいえ、他の乗客も不満そうでした。
クライストチャーチでは街歩きや、日本人の建築家が設計した紙の教会に行くのを楽しみにしていました。
大きな都市2つも行けないなんて…。
船長さんのはからいで、翌日ギズボーンという小さな町に寄港する事になりました。
前日のショーで司会者が「ギズボーン知ってる?」と聞き、皆さん「No~!」
当日はテンダーボートを出し、船と港間を走らせていました。
私はカウントダウンスーパーに行き、品物見学とバラマキ土産を購入して船に戻りました。
ネーピア
港ではお隣にホーランドアメリカのNOORDAM号が並んでいました。こちらの船は3ポート
寄港出来なかったみたいよ、なんて話を聞きました。
ネーピアの街はアールデコ調の建物が多く、1931年の大地震で街が壊滅したビデオ映画を見ました。
そこからまた復興して素敵な街に。
そこと、周辺のドライブで素敵な風景を堪能しました。
港には木材がたくさん積んでありました。日本にも輸出されるそうです。
ピクトン
マールボロ地方のワイナリー巡りのエクスカーションに参加しました。
バスから見る風景はヴィンヤードが続き、リンゴやプラム畑もありました。3か所のワイナリーに
行き、ピノノワール、ロゼ、ソービニヨンブランの試飲をしました。
ソービニヨンブランが有名みたいですが、ワイナリーによって微妙に味が違うな、と思いました。
ワイナリーにはポテトチップが売っていて、皆さんそれを買って食べながら試飲してました。
トラクターみたいな車でブドウの収穫をしてる所が見られました。
ここの港も大量の木材が積んで置いてありました。
予約・手配に利用した事業者の対応や利便性はいかがでしたか?
クルーズが近づくと、セレブリティからブックレットが送られてきたり、いろいろなアドバイスや
お知らせメールが来て安心しました。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
若い人よりも、ある程度落ち着いた年齢層で、ニュージーランドの自然と船内ライフを楽しみたい
方に向いていると思います。
それと、乗客はオーストラリア、カナダ、アメリカ、英国からの人が多くアジア人は英語圏に住んでいる
人が多かったです。日本人は10人以下しか乗ってなかったと思います。
なので、英語に自信がない人が個人で行くのはちょっとハードルが高いと思いました。添乗員付きツアーの方が安心だと思います。私は個人でしたが、英語は夫に頼る部分が多かったです。
乗客の平均年齢は70歳前後くらいでしょうか。
私が感心しましたのは、障害があり車椅子移動の乗客も普通にクルーズに来ていて、それは
ごく自然な事ととらえている事です。
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