■あらゆることがルーズ 予定時間から遅れるという話は「サービス」に書きましたが、そもそも、設定されているスケジュールが酷かったです。主要なイベントに参加しつつ食事をする事を考慮してない。有料レストランの選択可能な予約時間が、The Theatreの毎晩のショーの時間にギリギリ間に合わないとか。「食事」のところにも書いた、朝食の時間が寄港地の下船時間を考慮してないのもそうですが、各部署が連携を取らずに、勝手に時間を決めている感じ。乗客目線で、総合的に整合性のあるタイムスケジュールを考える人がいないのか、不思議でした。 公式アプリも信用できなくて、Tシャツ2枚$30セールというイベントが4日目の夜20:30に存在したのですが、その時間にデッキ4のショップに行っても、セールなんてやっていないのです。店員に聞くと、一人目はセールの存在自体を知らない。二人目に聞いたら、後日の航海日にデッキ14のプールサイドに変更したと言われました。その航海日をアプリで見ると、確かにプールサイドのセールが見つかりましたが、そこにTシャツのことは何も書いておらず、これがTシャツ2枚$30セールの変更日とは全く読み取れませんでした。 乗客に公開しているスケジュールを内輪で変更して、それを分かるように告知しない。こういういい加減なところは、この船では珍しくなく、それを悪いとも思っていない。アプリのイベントスケジュールを信じて行動して時間を無駄にさせられる側としては、本当に最悪でした。 ■色々とお金がかかる 他の船では、無料のギャレー見学とかよくあると思いますが、ここでそういうのは有料でした。寄港地観光と同じ扱いで、船内ツアーとして有料販売しているのです。商売が上手いと言うべきでしょうが、私はゲンナリ。 他に書いているように、ジンジャーエール高いとか、ビンゴカードが高いとかもそうですが、特別な付加価値があるわけでもないのに、とにかく余計にお金のかかる船でした。 ■ドレスコード カジュアル以上フォーマル未満なシックというドレスコードがありました。男性は、スーツでもノーネクタイばかりで、一番多いのは半袖の襟付きシャツでした。この海域のクルーズのドレスコードは、基本的に緩いですね。 ■The Theatre この旅では、Star Princess、Nieuw Statendamに続く3隻目の円形シアター。Nieuw Statendamの270度囲まれるスクリーンには及びませんが、ここのLEDスクリーンは円形シアターの約3分の1を囲む110~120度に渡り、しかも可動式で、視野角も優れていました。なので、正面前方なら没入感も十分ですし、Star Princessのように端の席からスクリーンが見えないということも無い。ステージのギミックも加わり、迫力のあるショーを堪能できました。Production Showの「Elements」と「Arte」は、本当に素晴らしかったです。スタンダップコメディやマジック、音楽系のショーもありましたが。 ということで、シアターやショーは良いのですが、問題は開演時間。「サービス」に書いた通り、何故か開演前に船長の挨拶が何度も組まれていて、それに船長が遅刻してくるので、開演時間が遅れるのです。また、開演30分前まで入口は閉まっていて、予約も無いので、いつもシアターの外に大行列が出来るのですが、これをスタッフが誰もコントロールしていないのも問題でした。行列が長く出来る入口と、見え辛い場所にあって短くしか並ばない入口があり、後者を知ってるかどうかで、入場出来る順番が全然違う。長い方の行列は、船首のシアターから中央方向に延々と、ショップ前の通路を塞ぐように無秩序に並んでいて非常に邪魔でした。 ■Wondwe at Eden:デッキ5 Eden Barの中心のスペースが舞台となり、Eden Production Castによる「Dreams」「Decadence」「Paradise」というショーがありました。そんなに広くない場所でパフォーマンスするので、予め良い席に座れていれば目の前で見られます。しかし、良い席は多くなく、デッキ5の席は開演1時間前から埋まり始めます。デッキ5から6への船尾のスロープから見下ろす席もあり、ここから鑑賞する人も多かったですが、自分含め立ち見が多かったです。22:45からと開演が遅く、The Theatreのように多くの乗客が来ることを想定していないショーなのでしょうが、これにも船長が挨拶に遅刻してきて開演が遅れ、理由の説明が無いまま立ち見で待たされるのは、最初結構きつかったです。 ■The Club:デッキ4 ●Senior Officer Party 六日目、招待状が部屋に届いたのでThe Clubに行ってみました。Senior Officerらに迎えられ、船長も挨拶に回ってきました。ドリンクや菓子類が無料で振舞われ、勤務歴が数十年のベテランウェイターや客室担当が表彰されていました。 ●Celebrity Bingo with additional Spa Prizes ビンゴカードは、何故かThe Photo Galleryで販売していましたが、会場はThe Club。ゲーム数は一般的な4回ではなく3回。一般的な9枚セットのビンゴカードの販売は無く、3ゲームxビンゴカード3枚セットで$39、ビンゴカード6枚セットで$49でした。これは、今回乗った6隻の中で最も割高。Star PrincessやNieuw Statendamのビンゴでは、$49で4ゲームxビンゴカード9枚セットの計36枚だったので、同額でビンゴカードが半分の枚数しかない。つまりビンゴカードの単価が丁度倍額なのです。(自分の場合Captain's Club Classicだったので、特典のBonus Caedを3枚追加でもらえましたが。) なお、カードは穴あけ式で、スタンプは不要でした。ビンゴ大会自体は、The Clubのスクリーンに番号を表示して淡々と工夫もなく進みましたが、途中に3回Spaのサービスが当たる抽選がありました。Scarlet Ladyの素晴らしいエンターテインメントになっているビンゴ大会を思い出し、少しは楽しくする工夫をして欲しいと感じました。 ■Musical Bingo デッキ14のプールサイドのイベントで、ビンゴと名がついていたので行ってみました。プールサイドで、ビンゴカードみたいなマスの書かれた紙と鉛筆が無料で配られ、マスには曲名が書かれていました。これで、流される曲名が一致するマスが揃えば良いゲーム。暑い日差しの下、プールサイドで水着で過ごす人たちの暇つぶしみたいな感じかなと。知らない曲ばかりだったので、退散しました。 ■Grand Plaza デッキ3~5の大きな吹き抜けエリアで、そのデッキ3部分のThe Martini Barを中心に、普段はゆっくり座れるような場所なのですが、ある晩「Shine the Night」というダンスイベントの会場となっていました。セレブリティのロゴが入った白く点滅する大きなスティックが配られ、多くの人がそれを振り回して踊ってました。時々追加でスティックが投入されるので欲しかったのですが、ゲットできなかったのが心残りです。 ■Hot Tub(ジャグジー)、Plunge Pool デッキ15のRooftop Garden近くの海に面したPlunge Pool、デッキ16のJogging Track近くのHot Tubは、いつも人気で混んでいてなかなか利用できずにいました。そこで、利用開始の朝7:00を狙って7日目に行ってみました。お陰で独占できました。30分もすると、Plunge Pool横のデッキチェアにタオルや荷物を置いて場所取りして朝食に行ってしまう人たちがいることに気付きました。そういうのは良くないと思うのですが、一週間程度のクルーズでは人気スポットを利用したい人が集中するのも当然なので、仕方ないですね。 ■Magic Carpet この船の特徴であるMagic Carpetは、長年利用したいと思っていました。行く前は、てっきりそこのBarで何かオーダーする必要があると誤解してましたが、普通にビュッフェ等からテイクアウトしたコーヒー持参してマッタリ座って過ごせて良かったです。ただ、天気良くても海上は突然スコールみたいな雨雲とすれ違うことがあり、そういう時はモロに濡れました。日中はデッキ14か16にあり、夜はデッキ5と船内新聞に書かれてる日が多かったですが、残念ながらデッキ5のMagic Carpet出入口が開いているのは一度も見ていません。 デッキ16の日は、Jogging Trackからアクセスできるので、ゆっくり朝食後にコーヒー持ってJogging Track歩いて、Magic Carpetで休憩というのがおススメです。 ■The Casino スロットマシンの他テーブルゲームはBlackjack、Single Deck Blackjack、Craps、Roulette(アメリカンのダブルゼロ)、Ultimate Texas Holdem、Three Card Pokerとありました。Blackjackの最低賭け金は$15、$25、$50、$100。全てハンドシャッフルで、シャッフルマシンは無し。Blackjack役がそろった時の配当は、$15のみ6to5と悪く、$25以上からは3to2のまともなルール(ただし、そういうことがテーブルのどこにも書いてなくて、ディーラーに質問しないと分からない)でした。 ルームチャージした場合の手数料は5%と高額($100遊ぶと$105請求される)で、Star PrincessやNieuw Statendamが手数料無しだったのが恋しく。(この後乗ったWonder of the Seasも5%、Carnival Firenzeが手数料無しだったので、カーニバル系列は手数料無し、ロイヤルカリビアン系列は5%ということかもしれません。) クレジットカードで船内のATMでキャッシングもしてみたところ、ターミナルフィーとして1回$6.95かかると表示されたので、$100ならルームチャージ、$200ならキャッシングの方が安いとも見えますが、私の使っているクレジットカードは海外ATMのこういった端末使用料のような手数料は請求されないので、$100だろうとキャッシングの方が利息入れてもお得でした。ルームチャージはクレジットカードのショッピング枠で請求されるので、キャッシングを避けたい理由がある場合の選択肢ということになるでしょう。 なお、スロットマシンをプレイする際、SeaPassカード(クルーズカード)を挿入して識別されるのですが、初めてだとプロモーションで$10が付与されてました。これで無料でも少し遊べるので、ちょっと遊んでみたいという人には良いでしょう。また、Captain's Club Classicの特典で$5マッチプレイというのもありました。キャッシャーで申し出て、Blackjackで使いたいと言うと、$5と書かれたバウチャーをもらえます。テーブルゲームでは、このバウチャーを賭け金として使うことが出来ました。 ●Blackjack Tournament Texas Holdem Tournament、Slot Tournament等もありましたが、航海日な六日目の昼過ぎ、Blackjack Tournamentが開催されました。参加費は$35で、予選に2ラウンド参加する場合は追加$25でした。(Scarlet Ladyでは参加費は最初から$25でしたから、やはりこれも割高)ちょっと昼寝して寝坊し、カジノに行ったらラウンド1が始まっており、慌ててキャッシャーへ。まだ参加できると言うので$35払ってラウンド4にエントリーしました。 ルールは、$500スタートからの7ゲーム勝負。席はエントリー時に決められており、カードの配り始めは移動せず常に右端から。最低賭け金$25、最高掛け金上限無し、Blaskjack役の配当は2to1で、ノーサレンダー、ノーインシュランス、ノーイーブンマネー。 結果は、7ゲームを待たずにオールインで惨敗。全く勝ちがなく消化不良で、キャッシャーへ直行。$25払ってラウンド5にエントリー。決勝進出ラインは$1350で、ラウンド5第6ゲーム終わった時点で$2700あったのですが、左隣の人が同様に勝っていて、少額賭けて残すべきか迷いました。隣の人が勝てば決勝進出ライン自体が上がってしまう。もっと良く考えるべきでしたが、えいやっと、その場のノリで$2700オールイン。盛り上がりましたが、結果バストして終了。あれは、ほぼ自爆でしたね(苦笑) ●Lucky Fortune Drawing ある日の23:00から1時間、テーブルゲームまたはスロットマシンでSeaPassカードを使って遊ぶと、$50から$200相当のフリープレイを獲得できると説明されているカジノイベントがスケジュールされていました。ところが、その時間私はカジノでずっと遊んでましたが、何もありませんでした。抽選が行われていれば、当選者名のアナウンスが流れるはずなのですが。これも、あらゆることがルーズな、この船アルアルだったのかもしれません。



































