非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2024/10/20 — ケープ・リバティ(ニューヨーク)
- 10/22 — ポート・カナヴェラル(フロリダ州)
- 10/23 — ナッソー(ニュープロビデンス島)
- 10/24 — オーシャン・ケイ
- 10/27 — ケープ・リバティ(ニューヨーク)
CERTIFIED mr. minamiku's 20th time voyage
2024-10-20 カップル・ご夫婦で 海側バルコニー 2
今年夏の急な転勤でNYに来ましたが、夏休みを取ることが出来なかったため、遅い休みでのんびりしたかったのが今回のクルーズです。10月ならまだバハマは温かいと思い、バミューダではなくバハマ行き7Nightsとした。At Seaが多くあるのも魅力的でした。交通の便利が良いブルックリン発でMSCを選びました。
今年の2月にもMSCに乗って中東クルーズをしていたので、カジュアル船の食事は理解していました。数年前に乗った時より中東クルーズでは少し質が上がった気がしたので、今回も同じと期待しました。カジュアル船の食事である事には変わりないのですが、最近のカジュアル船ではロブスターは無しか有料が多かったので、Gala Nightにロブスターが出るサービスが付いていたのは少し驚きました。
今回は、レギュラーのドリンクパックも含めました。コーヒーが好きな時に飲めるし、ビールやカジュアルワインも飲めて便利でした。
日本に就航しているBellissimaの姉妹船なので、サイズがとても大きい。その分忙しくてスタッフの目が行き届かない部分も多いと思っていましたが、皆さん働き者でした。レストランも混んでいる中で和気あいあいと仕事をしている態度は微笑ましく、和ませて頂きました。しかし、やはりカジュアル船ですので、余りサービスは期待しない方が良いでしょう。
海側バルコニー
部屋の広さは悪くなかったのですが、クローゼットが狭いことと、シャワールームが狭いことは残念でした。
若い家族連れには色々な新し趣向が含まれており、楽しいと思いますが、年配となった我々夫婦からするともう少し落ち着ける場所が有っても良いと感じました。しかし、それを期待するならMSC以外の船を選べと言う声も聞こえて来そうです。落ち着きたいならヨットクラブという方法もあるのでしょうが、MSCではなく異なる船を選びます。カジュアル船の選択をした割きりの中では、悪い印象は有りません。
実際にはNJのリバティではなく、NYのブルックリンからの出航でした。自宅から、公共交通機関乗り継ぎで1時間以内に港に着くのは楽で良い。行きはバスとフェリーを使い、帰りはバスと地下鉄。それぞれ、徒歩は10分以内でしたので、スーツケースを引っ張っても問題なしでした。
今回は休息をとる旅行なので、観光は無し。Cocoa Beachに繋がるビーチまで歩いて行き、ビーチで足を濡らして帰って来るという散歩だけしました。砂地を歩いたことと、遠浅の海岸で足を波に洗われることを繰り返した結果、結構な疲労が足に来ましたので、良い運動にはなったと思います。
アトラクションではないのですが、午前中にベランダからNASAの方を見て言うたら、タグボートが港から出て行き、沖には何も船が停まって居なかったので、家内に冗談で「潜水艦が上がってきたりして。」と言っていたところに本当に原子力潜水艦が上がってきたのには驚きました。隣が補給基地の様でした。良い光景を見せてもらいました。
大型船あるある。だと思いますが、船内で急病人が発生しました。船は全速力で近傍のWilmington, NCに向かったのですが、荒天と港のサイズが小さく本船を受け入れられないとのことで、Charleston, SCに行き先変更。夜中の2時に病人を下ろして、その後でポートカナヴェラルに向かいましたが、残念ながらその次の寄港地ナッソーは抜港となりました。
実は帰路も急病人発生。こちらも船内放送で陸に向かいますと流れ進路が変わりましたが、数時間後に進路が戻り北上。港に入りませんでしたので、ヘリコプターが来たのか、容態が戻ったのか。やはり、年配者が増えて乗客が増えるとこの手のリスクはほぼ日常になるのだろうと感じました。大型船の思わぬリスクです。
MSCが保有するオーシャン・ケイですが、未だ建設中の場所があり完全に出来上がっては居ません。しかしながら、カリブ海をのんびりと満喫するには良い場所でした。乗船客の人数は多いので、ビーチは混みますから、それは覚悟してください。
我々は、時間的にも遅く降りたので、場所を移動する人にデッキチェアーを譲ってもらい、昼寝と数独をやり、のんびりした時間を過ごして、最後に少しだけ海に入りバハマのサンゴ礁の砂と、きれいな水を楽しみました。水中メガネを持ってくるのを忘れたので、本当に浸かっただけでした。ただ、小さなクラゲが多分多く居るのでしょう。少し何かに当たる感覚と、ピリッと来る感覚はクラゲの触手に当たったのだと思います。
今回一度行った予約の日程を替えたいと思い連絡を取りました。何度か電話をするのですが繋がりが悪く、繋がって変更をしたつもりが、今度は変更されておらず、再度連絡したら結果として出航日が近くなりすぎており、変更不可能になってしまったと言う出来事がありました。最初に繋がった担当者と2回目も話が出来たのですが、お互いの英語の聞き間違いが変更できなかった原因であることが判っております。私の英語は日本語英語、相手はインド人で訛りの強いインド英語。変更出来なかった原因は、日程を変更した後に、プログラムで飲み放題付きを、オンボードクレジット付きに変更しようと値段を聞く中で、「プログラム変更しない」と決めたのですが、相手はそれを「日程変更しない」と勘違いして、そのままにしてしまったと言う事がありました。不幸中の幸いですが、変更した日程はハリケーン直撃でしたので結果としては変えなくて良かったということに成りました。
何もないとCruise.comは良いのですが、電話対応は今一つです。
NY発着のお気軽クルーズですので、NY在住の日本人がそれなりの数いるのではないかと思いましたが、結局日本人らしき人は一人も居らず、アジア人の大半は中国人でした。大きな声で中国語を話し、いたるところで麻雀をする風景は、多分アメリカ人からすると理解できない人達に見えていると感じました。
その猥雑さが許容出来て、お手軽にクルーズを楽しみたいという家族連れ、若手にはお勧めですが、わざわざ飛行機で飛んで来て乗るには、フライト代が勿体ないと感じます。それならフロリダまで飛んで、本格カリブクルーズの方が良いでしょう。NY発の最大のメリットは、そこに住んでいる人にとって手軽なクルーズです。マンハッタンの端から行きも帰りも1時間以内の移動ですし、乗下船もとてもスムーズでしたので、1.5時間で日常と非日常を行き来出来ました。
NYにいる間に、NY発でカナダ・ニューイングランドとバミューダを行い、出来れば大西洋横断をしておきたいと考えています。それ以外には、フライトを組み合わせて、アラスカをもう一度、加えて、南米とパナマ運河。全部で6行程ですので、2年は滞在したいですね。(笑)
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