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クルーズマンズではじめよう
なぜ、今回のクルーズを選ばれましたか?
ダイヤモンドプリンセスが日本発着クルーズに就航するのを逸早く体験したかった。日本海側の金沢、舞鶴、境港に寄港し、本州と九州と四国をぐるりと周遊できるコースに魅せられて、昨年乗船したサン・プリンセス「北海道周遊とサハリン10日間」の船上で1年前に早期予約。2回のクルーズで北海道、本州、九州、四国を船で周回できる事に目を付けました。
プリンセス・クルーズの人気エリア
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お食事、ダイニング
1年前に乗船したサンプリンセスの時よりも和食の対応レベルも上がっており、ふりかけや納豆を注文すれば、すぐに客の要求を理解して厨房に手配し、ふりかけをたっぷりかけたご飯や納豆を嫌な顔をせず笑顔で持って来てくれ、クルーの日本人に対する接客は格段と向上していると感じました。
サービス、スタッフ
船長はダイヤモンド・プリンセスが長崎産まれの船で今回のクルーズで里帰りすると事あるたびに繰り返し力説していました。プリンセスクルーズの17隻ある客船の中でダイヤモンド・プリンセスとサファイヤ・プリンセスは海に廃棄物を一切投棄しない処理装置など地球環境に配慮した日本の技術力が光る精巧な造りが素晴らしく、エンジニアや操舵室の関係者からとても好評であるとの説明がありました。
お部屋
海側バルコニー
ベランダ付きキャビンを利用。HALのようにバスタブはないもののクローゼットも広くて使いやすく快適。
船内の施設、アクティビティ
今回、日本発着クルーズに就航する前の大改装で日本人客の期待に応えるべく日本式展望浴場「泉の湯」と「海寿司」が新設されたので早速「泉の湯」を利用しましたが、イタリア職人により、シンガポールで改装されたためか日本風浴場と銘打たれてもピンと来ません。打たせ湯とミストサウナがある風呂が日替わりで男風呂と女風呂という形式で変わり、露天風呂は水着を着用しての混浴形式ですが、利用料金が20ドルと高く、勧められた5回分で80ドルの回数券でもとても買う気がしませんでした。スーパー銭湯だったら500円位で色々の風呂を楽しめる日本人にとっては、わざわざ20ドル出して毎日入浴するような気になりません。
期待した「海寿司」は日本的な寿司屋のイメージではなく、外から店内が丸見えで来店客数の割には広過ぎです。今回のクルーズは日本海側の港や釜山に寄港し、新鮮な海鮮物を容易に食べられるので、横浜でしか積込まれない鮮度の劣るネタの寿司をわざわざ高い料金を払って、何度も利用する気にはなりません。
今回30億円も投じられたという大改装は誰がアドバイスしたか知りませんが、これ位だったら全室ウオッシュレット式トイレ付きのキャビンにでもした方が安上がりで日本人客には喜ばれると思いました。試しに一度は「泉の湯」と「海寿司」を利用しましたが、完全に日本人の嗜好を履き違えているような感じがしました。船上で聞いた話では、あるインド人が「泉の湯」を利用した際、知らない人と同じ浴槽で素っ裸のまま混浴する情景にビックリし、入浴料金を支払ったのに入浴せずに帰ってしまったとの事でした。宗教も違う多国籍の人が利用する施設の運営は難しいと感じました。
寄港地での移動や観光についてお聞かせください。
横浜
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金沢
金沢では一日バス乗車券(500円)を利用し、ひがし茶屋街や兼六園を散策。近江町市場で昼食し、金沢21世紀美術館を見学しました。
舞鶴
舞鶴ではJRと北近畿タンゴ鉄道を利用。天然木を使用し改装した観光列車「あおまつ号」「あかまつ号」に乗車し、鉄道の旅と車窓風景を楽しみ、レンタサイクルで日本三景の一つ・天橋立を観光しました。天橋立では地酒をぐい呑み1杯無料で振る舞われ外国人乗船客にも好評でした。
若狭湾から朝靄が立ちこめる舞鶴湾に入り、水墨画のような景観の入江や小島を潜り抜け、一番奥に位置する舞鶴港を目指して静かに進み、狭い湾内で旋回するダイヤモンド・プリンセスは感動的でした。
境港(鳥取)
境港ではオプショナルツアーを利用。観光バスで出雲大社、日御碕灯台、日御碕神社を観光し、ダイハツのCMで有名になった「ベタ踏み坂」の江島大橋、水木しげるロードなどを車窓から眺めました。
「境港クルーズ客船おもてなしサポーター」と称するおもてなし部隊が結成され、外国人乗船客に着物体験や墨字教室を催し、長蛇の列でした。
釜山
釜山では地下鉄1日乗車券を利用し、韓国禅寺の総本山として有名な梵魚寺を訪れた後はチャガルチ市場で昼食。隣接の国際市場を散策し、ロッテ百貨店の屋上から釜山の街を眺めたりして時間を過ごしました。
長崎
長崎では長崎在住の親友に車で鍋冠山、女神大橋、稲佐山の展望台に連れて行ってもらい、ダイヤモンド・プリンセスの写真を撮りに回りました。あいにくの雨でしたが、港町らしい素晴らしい景観を満喫しました。
市内遊覧した後は雨の中、高速船「マーキュリー」で海底炭鉱の人口島で知られる軍艦島に行きました。名前の通り、どこから見ても軍艦に似ており威容のある島の形に魅了されました。軍艦島では雨天でも傘をさすのは禁じられており、合羽だけで30分以上過ごしましたが、ガイドの人達が稲光とともに雷鳴が響く土砂降りでも一生懸命に説明している姿が感動的でした。
今回のクルーズは、どのような方にオススメですか?
日本発着クルーズなので乗下船が楽なので、外国客船で気軽にクルーズを楽しみたい人
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