非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 1991/07/20 — フォートローダーデール(フロリダ州)
- 07/23 — サンフアン(プエルトリコ島)
- 07/24 — シャーロット・アマリー(セント・トーマス島)
- 07/26 — ナッソー(ニュープロビデンス島)
- 07/27 — フォートローダーデール(フロリダ州)
CERTIFIED mr. shibata's 5th time voyage
1991-07-20 友達と 海側キャビン 0
クルーズに魅了されて以来、いつかはカリブ海クルーズと憧れており、本格的クルーズを味わい、世界の豪華客船が集結する情景をこの目で確かめたくカリブ海クルーズへの思いを馳せました。ドルフィンをイメージしたというボーイング747か新幹線100系に似た独創的なスタイルに一目惚れし、クラウンプリンセスの東カリブ海クルーズに乗船することにました。
低塩、低コレステロールの特別メニューも用意。クルーズ最後の夕食として「インターナショナルディナー」がベイクドアラスカパレードと共に盛大に催された。前菜からデザートまで各国の特徴ある料理がメニューに満載されチョイス出来たが日本料理はなく残念。
乗客を楽しませるために生まれてきたような陽気でエネルギッシュなスタッフが数々の趣向を凝らしたイベントで楽しませてくれて流石は正真正銘のカリブ海クルーズ
海側キャビン
部屋はカリブデッキの海側客室C-261号室。有望な日本人客を当て込んでのことか、当初申し込んだ部屋よりアップグレード。部屋の広さと快適をセールスポイントにしているだけに、今までに私が乗船した船の中で、最も広く快適なキャビンでした。
驚いたのが最上階のザ・ドーム。本来なら最も見晴らしの良いスペースなので、飛鳥のビスタラウンジのようなラウンジをイメージしていましたが、100台以上のスロットルマシンが並び本格的なカジノルームになっており、ビックリ。喫水線から12層上のサンデッキ前部に配置され、見晴らしは最高。最も稼げるカジノを最高の場所に配置し た理由も頷ける。
7万トンの巨艦だけに、デッキは特大で、屋外ブールが2つもあり、飛び込んでも平気な背丈より深いブールで気持ち良い。船そのもののスケールメリットを生かし、出来るだけ沢山の乗客を乗せ、カジノや飲食代でお金を使ってもらうことにより、収益向上に役立てるというクルーズビジネスの仕組みを垣間見ました。
空路フォートローダーデールに着いてからプリンセスクルーズの出迎えのバスに乗り港に直行。クラウンプリンセスとコスタリビエラが停泊するエバグレイド港に到着。初めて目にするクラウンプリンセスは総トン数7万トンながら全長は245mでQEⅡより50m短く意外と小さく感じられ、大型船の割に直立のファンネルは小振りな感じ。ジャンボジェット機か新幹線100系を思わせる独特のフロントマスクは見るだけでも心踊らせてくれる。自分にとっては港に停泊する客船を見るのが最高の観光です。
フォートローダーデールを出港してから2日ぶりに陸地が見え、やがて有名なエル・モロの要塞が見えてきてサンファン港に入港。既に少々クラシックなカリーべが停泊。
オプショナルツアーでバスに乗り、市内見物に出掛け、エル・モロの要塞にも立ち寄り、大西洋の貿易風をまともに受けながら、カリブ海に繰り広げられた歴史に思いをはせた。プエルトリコは新旧2つの顔をもち、高層ビルが建ち並ぶ新市街地と宗主国スペインを思わせる旧市街地が併存し異国情緒満点。午後はカリブヒルトンのプライベートビーチへ直行。色群やかな各種の熱帯魚を鑑賞しながら、シュノーケリングを楽しみ、カリブヒルトンのプールで泳いだ後、日光浴するなどリッチな気分でカリブの休日を満喫。オプショナルツアーより船に戻ると、白い大きな船が近ずいて来て、良く見ると昨年まで世界最大であったソブリンオブザシーズ。本の写真以外では初めて見るだけに感激。エメラルド色のガラス張りを基調とした美しいスタイルに見惚れる。
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最後の寄港地ナッソーに入港。既にマーディグラとエメラルドシーズが入港しており、老船ながら短期間低料金で若者に人気があるだけに、今までの寄港地とはガラリと変わり若者で一杯。カーニヴアーレも入港して来て港には4隻の船がズラリと並びまるで客船ショーみたい。オプショナルツアーは双胴船のイエローバードで島巡り。浮き桟橋かと思っていたら、突然動きだしビックリ。名前の通り、黄色と白色の船体でカリプソ音楽を生演奏しながら、乗客にリンボー大会で楽しませてくれる。あいにくの雨空でも船の写真をとるには持ってこいのツアーで、客船群の後や前からの撮影に熱中。途中、専用ビーチで海水浴。
他にセントトーマス島にも寄港しましたが、レンガ色の屋根と白壁の家が、緑の島に立ち並びまるでおとぎの国のようで、カリブ海クルーズの素晴らしさを実感。
セントトーマスの港では、昨日サンファンで一緒だったソブリンオブザシーズとカリーベとまたもや再会。こんなことは当時の日本近海の船旅では考えられないことで多種多彩な客船が沢山見られクルーズファンには魅力いっぱいの海域。
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