◆祖国の津波、そして過去の悲惨なプーケット津波に対する地元の人の心を詩にしました。
詩 「南国の永久の潮の回帰」 作 へんてこクライマー
バトンビーチの木陰にて、ノートに記しました。
南国の浜にて海の永久の回帰を 眺むる
穏やかなる南の人の笑い絶えずして
南国のゆるやかなる時ぞ 流るる
◆南のプーケットの広く続く砂浜の、波のうち返しを眺めている地元の人は笑い絶えず、穏やかな時間がすぎる。
かってありし日、南浜 時 牙をむき
生けしものを、一時の回帰〔津波〕にて吞み込む、
今まさに 祖国もまたこれに同じ
◆かってここも津波の大きな被害にあ街は破壊された、日本も同じだ。
今 南の海と浜 これ回帰は永久に続き、かくも穏やかなり
忘れし事かと思いしも、人の従う心今 我見たり
「時利あらず時」 人これに立ち向わず
「時利あらず時」人これに祈り、これに従う
人、時の掟に、これ従うものなり
南人、時を敬いし賢きを知る
◆波のうち返しは続くが、今は穏やか、自然の試練には、立ち向わず祈って自然に従うのが南人
祖国、掟笑い、神恐れず 「新しき原火」作れり
祖国 掟笑い 一時の牙とぎし時の回帰〔津波〕より、
新しき火〔原発〕にて 尚 人を長く辛く苦しむる
◆原発の安全神話は、プーケット以上に祖国を苦しめている。
人 時に従い、時にこうべたれ敬う
時の砦〔防潮堤〕、南人〔プーケットの人〕これを作らず、人、時を敬いこれに従う
これぞ生けるものの、掟なり
南浜の海の永久の穏やかなる回帰永久に続く
これぞ時流るる 海の永久、没陽近く 日傾き海に向かう
穏やかに流るる 永久の優しき音
祖国思い、遠くを眺むる 我が心いと憂し
遠き南国、今ここにて、弔いの頭たれる
コメントを投稿する
コメントを書く