船の中で一番好きな景色がこれだ。
国内の佐渡汽船でも、東海汽船でも、おがさわら丸でも、ここは必ず
長逗留。
人には過去があり未来がある。その流れのごとく船は進む。
そして去っていった過去は二度と帰らない。
どの船も中央プロムナードは派手だ。
上層階までエレベーターが上下する。
そして、常に音楽の生演奏もここ。
もう少し地味でもいいと個人的には思う。
一週間お世話になったマイキャビン。
ここに毎日飾られた、タオルアート。
ふと心がなごむのがよくわかる。毎日シャンパンバーで酔っ払い最後はここの
お世話になる。
日々綺麗にしてくれたキャビンアテンダント有難う。
臨時の航海だったので、乗客は少ない。
時には幽霊船の様に人のいない瞬間も多い。
本当に静かな航海だった。
ふと気がつくとこうしたオブジェとアート。
海を見続けた後、このちょっとた美に誰もが感動する。
下船日前日荷物を出す。
さあお別れも近い。スーツケースが先にキャビンにお別れ。
最後の施錠。
これにてキャビンともお別れ。
そしてこの航海にも施錠する。またの日よき船。
最後の船首の眺め。
地球で最も多くの面積を占める海。
一時たりと同じ眺めはない。
これは人生の刹那と同じ。そんな気持ちで眺めます。
◆アジア4ヵ国レジェンドLegend of the Seas 航海インデックス
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