12月17日木曜日
本船は。紅海の一番狭い海域をすでに過ぎ、すでにインド洋の入口に達している。
ヨルダン出港より、本日は3日目の終日航海となる。
右はソマリア、左はイエメンのきわめて政情不安定な海賊地区を航行している。
気温は30℃を超え、寒かったイスラエルやヨルダンからは、すでに2日終日航海。
都内より亜熱帯の小笠原まで船で25時間、本船はそれ以上の南下を続けている。
最上階近いデッキは、冬の欧州からこの太陽を求めて乗船してきた人が水着で1日
強い太陽を楽しんでいる。
皆この時を待っていてたと泳ぐより、日を楽しんでてた。
気温は本当に大きく変化している、しかしここの太陽はイタリアの太陽ではない。
アラブの人は、長袖にて肌を隠す、この灼熱には十分注意する必要があると思う。
◆特別特記事項
朝は朝食前、凄いものを見た。
何やら、へんな形の船が後方よりせまる。
よく見ると、米海軍あたりの大きな航空母艦である。
多分、シリアかイラクで、戦闘爆撃を終え、補給基地の自衛隊もいる
ジブチあたりに帰る途中であり、いよいよ本船と並走した。
爆撃を終えた戦闘機が、アリの数ほど翼を休めている。
前は、こんな感じ。
また空母の前後は、空母を守る護衛駆逐艦や巡洋艦が戦列を作っており、上空はヘリが警戒飛行している。
一方こちらの船の外デッキも、24時間セキュリティー部門のクルーが、双眼鏡にて不審船の警戒を続けている。
今私は地球の裏側。そして戦争法案ではこの海域の事例が日々議論された。
そして、実際の戦闘の実践空母が、私の横を並走する時、私はこう思った。
爆音の戦闘機は、相手がイスラム国戦闘員がまた空爆で多くの犠牲を出す民間人を含め彼らのミッションたる「人殺し」を終えてここを並走とている。
今日の任務の成果はどうであったのか?
今回の戦争法案では、さの武器弾薬の提供や輸送を日本がする事になる。
これは違うと思う。平和を理想とする日本は、人の殺戮を決して助けてはいけない。
人の殺戮に加担してはいけない。
ヨルダンのガイドのもの悲しいアラブの歌を聞いた。
アラブの悲しい歴史が想像された。
この地区の真の平和を目指し、日本のすべきことはなにか別にある。
決して人を殺す武器を補給輸送提供する事ではないはずと強く思う。
ギリシャの古代の遺跡は、ここまで来て金を払えばだれでも見られる。
しかし実践戦闘行為の戦列を見るのは、本当に希な事であった。
ミリタリーファンなら感動ものと思うが、命を奪い行進する軍事に
限りない虚しさを感じた事をこのライブ記事では、声を大にして、申し上げ
お伝えしたい。
今日のランチ メインは牛肉だが、またまた「幅広パスタ」。
本当に毎日パスタとリゾットだ。
一番食べるのは、フルーツ盛り合わせ。
一日4回は食べている。
夜もリゾットかパスタは、イタリアの一皿目で必ずある。
パン、パスタ、PIZZA。イタリア人の試食はやはり小麦である。
そして副食の代表は、ハムとチーズ。
※12月を日本で1日も過ごさず、年末近い17日となった。
長い旅、もうすでに出発点のミラノは遠く思い出に思える。
イスラエルより寄港地のクリスマスはない。
船の中だけクリスマスソングが響く。
あと航海も6日間となつた。長いが早い。
エピローグも見えてきた。
この船は、ドバイ周遊を三ヵ月繰り返したのち、アジア配船となる。
日本に初寄港もそう遠い話ではない。
日本国内の発着メニューもあるかもしれない。
しかしこの船は、あまりお勧めはできないかもしれない。
そのことを書かなければならない。
ソマリア付近の海賊対策で自衛隊が行っていますね〜
安保法制では武器の提供は出来ないことになっています。
空母、すごく大きいですね、
そして白波、
まじかで見るとすごい迫力でしょうね。
毎日パスタだとお蕎麦やうどんが恋しく感じそうです。
空母の大きさ、実際に見たらすごい迫力でしょうね。
色々と考えさせられます(;_:)
私もへんてこクライマーさんと全く同じ意見です。
空母、護衛艦…
クルーズしててそれらを眺めるとは滅多にないような異様な光景です。
海賊、カリブでもいますね。
凶暴さはソマリアな感じがします。
まっちゃん様
自衛隊会いました。話もしました。
武器ではなく弾薬ですね、失礼しました。
しかし一般人から見れば、ピストルも弾も同じです。
どちらかがないと殺戮できません。
ito**7様
船もいろいろ乗船しましたが、こんな経験は初めてです。
aria様
お蕎麦。うどん食べたいですね。駅立ち食いでもいいです。
雷ちゃか様
油がでなければ、歴史はかわったと思います。日本は本当の平和に努力してほしいです。
> ciel様
カリブはもう一〇〇年以上前です。ソマリアも今はでない様です。
しかしここは過去随分でました。
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