テーベの都ルクソール王家の谷：紀元前の神秘の息吹 エジプト悠久ナイル1人船旅

エジプトの旅のハイライトの一つが、テーベの都「ルクソール」である。

ピラミッドが有名なギザ、メンフィスは、現在のエジプトの首都「カイロ」から近い、

ルクソールは、カイロよりナイル川の上流約650キロ南にあり、何故遷都したかは

知らないが、ここルクソールには「王家の谷」があり、ツタンカーメンの墓もある。

カイロからの位置関係。

11月26日朝ルクソール停泊のクルーズ船の外部デッキからは、このルクソールを眺める気球がいつくも上がっていた。

ナイル川の東は、テーベの都にて、ルクソール神殿、カルナック神殿があり、いわば生の街、対岸の西側は、太陽の沈む死者の街にて、東側に停泊したクルーズ船から

西側には、渡しの船で渡る。

そして先ずは、ツタンカーメンの墓のある西岸の「王家の谷」を訪れる。

◆王家の谷

私の参加したツアーは、上記の通り。

左が、エジプトのガイド「ダリア」さん、右二人が日本からのツアー客２人、そして私の

合計客三人、ガイド一人の旅であった。最も少ない団体ツアーであり、大人数と違い

大変よかった。

先ずはトップ画像の右がツタンカーメンの墓、多くの団体客がいて、先に、ラムセス九世、ラムセス四世の墓を見学した。

入口はこんな感じ。

ツタンカーメンはあまりにも有名であるが、墓のサイズは、最も小さい。

しかし、約３５００年前の墓が全く盗掘されず発見された事により有名だが、他のラムセス王の墓の大きさに比べると本当に小さい墓である。

他の王の墓は、とても大きい。

長さも１００メートルではきかない。

しかし壁画の、ヒエログラフは美しい。

いくつか紹介したい。

地下の通路は。なおも続く。

最後は、ここに圖司があり、ここにミイラが埋葬されていたのか？

しかしヒエログラフが読めれば、きっと感激も大きかったと思う。

長く暗い墓をでると、カイロよりより南のエジプトの太陽が、とてつもなく眩しい。

ツタンカーメンの墓はこちら。

◆ツタンカーメン

その墓の名前はこちらに記されている。

ここも本来撮影禁止の場所。

１枚だけ失礼した。

このツタンカーメンの墓には、実際のツタンカーメンのミイラが、ガラスケースに展示

されている。

本当に小さく、顔はかなり黒かった。これはツタンカーメンの墓が、小さく浅い為に、

アマ布が高温になり、焼けた為と聞いている。

ピラミッドの墓の時代は更に過去の時代。

しかし日本では縄文、弥生時代の更に昔。

こんな石造建設がどうしてできたか、なんとしても不思議である。

入場料は、王家の谷が160ボンド、ツタンカーメンは更に200ボンド、ツタンカーメン以外の墓の写真許可が50ボンド。

写真撮影以外は、ツアー基本料金に含まれている。

１ポンド 10円にて計算していただきくたい。

ルクソールの記事はまだ続く。

◆紀元前の神秘の息吹 エジプト悠久ナイル1人船旅航海インデックス

◆クライマー世界航海日誌

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