今回のクルーズはお申込みをしたのが、出発の二か月前でした。アラスカクルーズは、本場米国では非常にポピュラーで人気のクルーズらしく、
また日程も夏休み中という事もあり、空室が少ない状況でした。
私たちの要望は3人部屋のバルコニー付キャビン。
代理店からのお返事は、「プレミアムバルコニーキャビンなら3人部屋が空いていました。」
という事で、そちらに決めました。
キャビンが決まりましたとお返事いただいてデッキプランをチェックしたら、
どうやらハンディキャップルームのようです。
車椅子でなくてもこのキャビンを利用してよいのかな?と思いましたが、
他に3人部屋が空いていなかったので、良いようです。
ルビープリンセスクラスのお船では、
バルコニー付キャビンで、前方だけ16
ミニスイートで前方2、後方2
スイートで1
窓有りキャビンで前方に4
内側で前方に5
合計30部屋の車椅子対応キャビンがあります。
(デッキプランを見て数えました。)
前方に車椅子対応キャビンが多いですね。
ダイヤモンドプリンセスでも同じくらいだと思います。
欧米では車椅子でお出かけする方が多いので、
あちこちで車椅子対応というかバリアフリーだなと思うことが多かったです。
ドアを開けて最初の印象が、
「ひ、広い!」
以前、母は普通のバルコニー付キャビンでしたが、
普通のバルコニー付キャビンと比べて壁とベッドの間が段違いに広い。
これなら、車椅子でもキャビン内の移動が楽々ですわ。
ドレッサーの下のデスク周りに、ドライヤー、テレビ、冷蔵庫、収納戸棚があります。
こちらも椅子をどけたら、車椅子でそのまま利用できそうです。
クローゼットも車椅子で手が届くよう、上下二段になっていました。
バーは取り外せますので、私たちはバーをはずして1本で利用しました。
ベッドの間も広いです!
ベッドのサイドキャビネットの引き出しが大きいので、
母や叔母の着替えや小物がスッキリ収納できました。
三人目のベッドは天井から降りてきました。
今回もベッドは降ろしたら、クルーズ中ずっと降ろしっぱなしでした。
最初のクルーズの時のお部屋担当のスタッフがたまたま几帳面な方で、
毎日朝収納していただけなのかもしれません。
バルコニー側から入り口をみるとこんな感じです。
これなら三人でも余裕で過ごせます。
実際、今回のクルーズはキャビンにいる時間が多かったな~。
さて、バルコニーです。
われわれはカリブデッキ、10階でした。下はドルフィンデッキ、ミニスイートのフロアーで広いです。そのドルフィンデッキのバルコニーの屋根にあたる部分が10階カリブデッキのバルコニーですので、11階バハデッキより上のデッキのバルコニーより奥行きが広いバルコニーです。更に、このキャビンは幅も広いので、かなりゆったりしたバルコニーでした。
デッキチェアーを配置した上に、お部屋の椅子も出して三人でゆったり氷河鑑賞できましたよ。
バルコニーへの出入り口。
この板がサッシを開け切ると下に倒れて段差がなくなり、
車椅子でもバルコニーにアクセスしやすいようになっています。
サッシの溝の小さな凸凹も、車椅子の車輪にとってはうっとおしいものだと思いますので、
こういう小さな工夫っていいなと思います。
デッキの手すりから、横を見てみるとこんな感じです。
今回は本当にデッキの居心地が良くて、
寒い時でも、デッキによく出ていました。
お次はバスルーム。
広い!
普通キャビンのせまーいシャワーとは大違い。
ベンチを出して使用することもできますので、脚や腰が痛い母には便利だったと思います。
私もゆっくり座ってシャンプーできてよかったです。
お湯出しと、湯温調整のレバーです。
とても使いやすかったです。
逆に洗面台周りが狭くなっちゃったなぁ。
洗面台下の収納スペースもなかったです。
実際、車椅子利用のお客様を多くお見掛けしましたし、
船内や寄港先でもいろんなアシストがみられました。
年をとったり、病気や怪我で足が不自由になっても、
クルーズならあちこちに旅行しやすいわぁと思いました。
もし、車椅子を利用していてクルーズ旅行を検討されていたら、
車椅子対応のキャビンを指定してください。
絶対、旅が楽しくなると思います。
私たちは、今後、自分からこのキャビンを指定することはないと思いますが、
他に車椅子利用のお客さんがいなくて、
又このキャビンにあたったら、ラッキーだなーと思います。
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