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仏蘭西客船、ノルマンディ

仏蘭西客船、ノルマンディ

2007年7月26日 23:22
punipcruises

mr. punipcruises

船舶専門の画家、イラストレーター。本格海洋画風作品から水彩画、コミカルなイラストまで画風にこだわりを持たない。船旅専門誌のイラスト記事、横浜港の広報誌の表紙、レストランクルーズ船のパンフレット、クルーズ客船のギフト商品パッケージイラスト等を制作。クルーズ客船のキャラクター「クルボン」の原作者 東京海洋大学やクルーズ客船船内で水彩画教室を開催、年に1回、横浜で個展を開催、2019年秋には神戸でも個展を開催した。 少年時代に伊豆大島に行って以来、船と船旅の虜となり、故柳原良平氏の著書を読み船の絵を描き始める。 初代さんふらわあや初代にっぽん丸にも乗船したが、その後二十数年のブランクを経て船旅と船の絵を再開した。 水に浮かぶ乗り物なら渡し船からカーフェリー、離島航路等なんでも乗るが、家庭の事情から長期の外航クルーズ客船にはなかなか乗れていない。 公式サイトはこちらからどうぞ www.punipcruises.com

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クラシック客船が好きな方ならよくご存知の戦前のフランスが生んだ芸術作品とも言える客船、ノルマンディ(79280トン、1935年建造)です。

船にあまり詳しくない方でも、この船を前方から描いたアールデコを代表する画家カッサンドルの有名なポスターはご覧になったことがある方も多いと思います。

処女航海のル・アーブル〜ニューヨーク間を30ノットの高速で駆け抜けてブルーリボン賞を取ったものの、客船として航海したのはたったの4年間。

ニューヨーク港で第2次大戦勃発によりアメリカの軍隊輸送船として接収され、改装工事中に火災を起こして横転、全損となった薄幸の客船としても有名です。

その荘厳かつ流麗な船容は伝説といってもいいぐらいのものでしょう。

わたしもこの船を一度は描いてみたいと、数ヶ月前からチャレンジしたものの、あまりのデザイン的な隙のなさに何度描いても本物の美しさを数分の一も出すことが出来ず、なんども失敗を繰り返してきました。

この絵もしばらく前に描いたもので、決して満足できるものではないのですが、何度描いても今のわたしの腕ではこれ以上の絵を描くことが出来ないと判断。公開しちゃいます。

コメント

16
ゲスト
2007年7月27日 09:08

本当に美しい。素晴らしいです。しかも大きさが良く伝わってきますね! こんな流麗な船を軍で使おうとして、しかも全損に!! きっと戦場で何千人もの兵隊を乗せて撃沈されるより、改装中に生涯を閉じるほうを選んだのでしょう。 Punipさんは出来に100%満足なさっておられないようですが、私は傑作押します!!半分はPunipさんに、半分は本船に!

ゲスト
2007年7月27日 17:27

ノルマンディと云う言葉、昔映画で「ノルマンディ上陸作戦」だったか見た記憶があります。客船としてのノルマンディは、大戦中に加担せずに消滅した事実は不幸中の幸いと云えるかも知れません。

punipcruises
mr. punipcruises
2007年7月28日 00:11

アントンさん、傑作ボタンありがとうございます。 普通の船ならなんとか満足できるレベル(自分の絵としては)の絵なのですが、どうも実物が美しすぎるだけに気後れしてしまいます。 またチャレンジしてみますね。

punipcruises
mr. punipcruises
2007年7月28日 00:20

shouさん、もともとノルマンディというのはフランスの北西部の地方のことです。 日本では幾度となく映画になっている「ノルマンディ海岸上陸作戦」が有名ですね。

ゲスト
2007年7月28日 04:26

客船が戦争に使われることほど、嫌な事はありません・・。 しかし、この絵。。うっとりです・・(^^) ぽち☆

ゲスト
2007年7月28日 06:51

確かに、戦争に使われることはいやです。軍艦もそうです(・_・) でも、それをかいくぐって来た氷川丸やQE2などの船は、なにか神々しいものを感じます。 ノルマンディーもまたそういう神々しい船に感じます。 ぐぐっとくる迫力と緻密な描写、暗い海面。美しいです!この後姿は最高です。胸が熱くなります。

ゲスト
2007年7月28日 09:50

(ノルマンディ) ボチ! ファンネルとトリコロールいいいい色です。この船は馴染みがなく、よく判りません。

ゲスト
2007年7月28日 13:38

こんにちわ。 何年か前(映画『タイタニック』が流行った頃だったと思います)に、大阪・天保山の美術館で客船の資料や写真の展示があったのですが、そのときにノルマンディー号のポスターを見ました。また、ニューヨークで横転したときの写真も見ました。 この作品で満足できないのですか?すごくきれいですよ! 威風堂々としたノルマンディー号の雰囲気がとても伝わってきます。 では、失礼します。

punipcruises
mr. punipcruises
2007年7月29日 00:21

音実さん、傑作ボタンありがとうございます。 この時期の商船は多かれ少なかれ戦争に使われることを覚悟して生まれてきたようなところがありますからある意味、仕方ないのですが、この船が軍に徴用される前に消えて行ったのは客船としての最後の抵抗だったのかも知れませんね。

punipcruises
mr. punipcruises
2007年7月29日 00:23

fismajarさんにそういっていただくと単純なわたしはだんだん自信を持ってこの絵を眺められるようになってきました。 やっぱり公開してよかった!

punipcruises
mr. punipcruises
2007年7月29日 00:25

たかまるさん、いかにもお洒落なフランスらしいデザインです。このデザインは後年の同じフレンチ・ラインのフランスやキュナードのクイーン。エリザベス2のデザインにも影響を与えています。

punipcruises
mr. punipcruises
2007年7月29日 00:28

鉄軌星斗さん、大阪でそんな美術展があったのですか!見たかった! このころの客船はどの船も芸術的要素が高いですが、この船はその中でも飛びぬけています。 あのポスターもポスター史上の最高傑作とも言われているようです。

ゲスト
2007年10月7日 16:30

こんにちは!すでに御存じかもですが。。。 船の話題からはちょっとズレますが、DVDで"東京上空30秒 Thirty Seconds Over Tokyo"という映画を購入しました。 航空映画の中でも、実写の飛行機がバンバン飛びますし、記録フィルムと巧く組み合わせてあるのが気に入ってます。 さて、このDVDの特典映像に入っているのが"A Lady Fights Back" 最初なんの映画か分からなかったのですが、まさにこの"ノルマンディ"の短い生涯を描いた、短編映画でした。なんでこんな物が入ってるんだろう(^^:) ニューヨークの入港シーンから、火災を起こして転覆後、浮揚に成功し、最後は掃海艇(母艦)?として出港していくまでが描かれています。 洋上を快走する姿を、飛行機から撮影した部分は本当に動く芸術といった感じです。。。シビレました(>.<)

punipcruises
mr. punipcruises
2007年10月7日 23:58

讃岐丸船長さん、そのDVDは全く知りませんでした。 ノルマンディの短い生涯を描いた映画なんて見てみたいですね。 それにしてもなんでそんなお宝画像が????

ゲスト
2010年4月19日 07:57

とても味のある絵だと思います。 実は私もノルマンディーを描いています。 是非私のブログに訪ねてきてください

punipcruises
mr. punipcruises
2010年4月20日 23:32

cod*iv*rt*kumi さん、とっても素敵な現代風にアレンジした「ノルマンディ」ですね。ぜひ実現してもらいたいです。 喫水線下は見えないのでどうせだったら思いっきり現代風にPOD推進&バルバスバウにしても良かったかも・・・

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