
「氷川丸」 函館港に入港

mr. punipcruises
船舶専門の画家、イラストレーター。本格海洋画風作品から水彩画、コミカルなイラストまで画風にこだわりを持たない。船旅専門誌のイラスト記事、横浜港の広報誌の表紙、レストランクルーズ船のパンフレット、クルーズ客船のギフト商品パッケージイラスト等を制作。クルーズ客船のキャラクター「クルボン」の原作者 東京海洋大学やクルーズ客船船内で水彩画教室を開催、年に1回、横浜で個展を開催、2019年秋には神戸でも個展を開催した。 少年時代に伊豆大島に行って以来、船と船旅の虜となり、故柳原良平氏の著書を読み船の絵を描き始める。 初代さんふらわあや初代にっぽん丸にも乗船したが、その後二十数年のブランクを経て船旅と船の絵を再開した。 水に浮かぶ乗り物なら渡し船からカーフェリー、離島航路等なんでも乗るが、家庭の事情から長期の外航クルーズ客船にはなかなか乗れていない。 公式サイトはこちらからどうぞ www.punipcruises.com
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USOウェブニュース、9月27日付けより転載>
現在、日本一周クルーズを続けている横浜港の保存客船「氷川丸」は本日午前、北海道二番目の寄港地である函館港に入港。同船の接岸場所である港町埠頭には数万人の見物客がおしよせて大混雑となった。この「氷川丸」は来月3日にこの港を出港し、津軽海峡を越えて青森に向う予定になっている。
函館に到着した「氷川丸」、戦後まもなくの北海道〜横浜〜大阪航路の「闇船」時代を再現するため、たった1本だけ左舷ブリッジ下に残ったデリックブームを使って荷役作業中の姿です(yuさんのリクエスト)。
船体に書かれた「H022」の記号もやはりその当時を偲んだもので、GHQ占領下のスカジャップ(SCAJAP)ナンバーと呼ばれ、当時は煙突は真っ黒に塗られ、船尾に日章旗を掲げることも出来ませんでした。
ところで今回、保存船仲間の「摩周丸」とは接岸場所が遠く離れているために残念ながら一緒の姿は描けません。
そのかわりにこの10月いっぱいで運航中止となってしまう「ナッチャンWorld」とのツーショットをお届けします。
「ナッチャンWorld」はこの船をゆっくり見るためにわざわざ万葉埠頭あたりまで迂回してから青森に向けて出港していったようです。
もう建造されて80年近くが経とうとする貨客船と、今年建造されたばかりの高速カーフェリー。
この2隻の運命のあまりの違いは較べるだけで悲しくなってしまいます。
どうかこの豪州生まれの姉妹にも「氷川丸」のような末永い未来が待っていますように・・・
来週は青函航路を辿って青森入り。「八甲田丸」とのツーショットをお届けする予定です。
コメント
10件ううう・・ とてもステキなんだけど・・ ・・「ナッチャン」・・ どうかどうか、氷川丸の強運?を。。おすそ分けしてもらえますように・・・願いを込めて・・ポチ☆☆
着いたー! あれ、今年は昭和何年ですか? 楽しい旅をありがとうございました。10月3日に氷川丸の出港を見届けたら北斗星で東京へ帰ります。では、今度は館山でお会いしたいと思います。
ナッチャンWorldとの2ショットありがとうございます。 素晴らしい嫁ぎ先に行って幸せな船人生をと願うばかりです。 願いを込めて「ポチ」させていただきます。
ナッチャンの姿がなんとも哀れをとどめて この作品は大成功ですね。 ポチ論!です。

音実さん、なんとか日本国内で再起を図ってもらいたいです。 できればあの絵を残したままで・・・

松本あずささん、長崎から2ヶ月近くにわたる長期のご乗船、まことにありがとうございました。 館山でお待ちしております。

kujiraさん、この企画の割と早い段階から実は函館では新旧の船の対比ということでこの出逢いを考えていたのですが、まさかこんな内容の記事になってしまうとは思ってもいませんでした。 嘘であって欲しいといまだに思っています。

らつ子さん、もう一度この2隻が出会うことがあるといいですね。 最後に横浜港に来てくれないかなって思ってしまいます。 自分自身、一度も乗船できなかったのが残念でなりません。
氷川丸の旅もいよいよ終盤に入ったようですね。 無事な航海が続くと良いです。 ナッチャンも、今後良い運に恵まれることを願いたいです。

sunburnさん、「氷川丸」も横浜を6月7日に出港してからもう4ヶ月が経ちました。 こうして無事な航海が続いているのも皆様のおかげです。 もうすぐ久しぶりに太平洋に戻ってきます。そして三陸を南下した勢いで小笠原まで行き、横浜に戻ってこの旅は終わります。





