
大桟橋 1930

mr. punipcruises
船舶専門の画家、イラストレーター。本格海洋画風作品から水彩画、コミカルなイラストまで画風にこだわりを持たない。船旅専門誌のイラスト記事、横浜港の広報誌の表紙、レストランクルーズ船のパンフレット、クルーズ客船のギフト商品パッケージイラスト等を制作。クルーズ客船のキャラクター「クルボン」の原作者 東京海洋大学やクルーズ客船船内で水彩画教室を開催、年に1回、横浜で個展を開催、2019年秋には神戸でも個展を開催した。 少年時代に伊豆大島に行って以来、船と船旅の虜となり、故柳原良平氏の著書を読み船の絵を描き始める。 初代さんふらわあや初代にっぽん丸にも乗船したが、その後二十数年のブランクを経て船旅と船の絵を再開した。 水に浮かぶ乗り物なら渡し船からカーフェリー、離島航路等なんでも乗るが、家庭の事情から長期の外航クルーズ客船にはなかなか乗れていない。 公式サイトはこちらからどうぞ www.punipcruises.com
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今年は横浜開港150年。
いろいろなイベントが各地で行われるようですが、それにちなんで今から80年ぐらい前に撮影した大桟橋の画像を水彩イラストにしてみました。
元となった写真はみなとみらい線日本大通駅の地下コンコースに展示してあったものでもちろんモノクロ画像ですが、沖合いに向って長く伸びた桟橋の両側にずらりと客船が並んで停泊している姿は今と少しも変わりが無い気がします。
向って右手、手前の船は日本郵船の欧州航路の貨客船「三島丸」(8500トン、1908年建造)
その奥はカナディアン・パシフィック・ラインの太平洋航路客船「エンプレス・オブ・カナダ」(21516トン、1920年建造)
と、ここまでは判ったのですが、左側の黒い二本煙突の客船がどうしても判りません。
最初はフランス、メッサジュリ・マリティム社の「アンドレ・ルボン」だと思っていたのですが、ブリッジの窓の並びや大きさが微妙に違うようだし、「ダルタニャン」でもないし・・・あ〜判らん!
どなたかこのイラストを見ただけで「判った!」という方がいらっしゃいましたら教えてくださいませ。
中央の建物は関東大震災ののち、1928年に完成した大桟橋船客ターミナルの上屋で、2階には帝国ホテルの高級レストランが入っていました。現在の「サブゼロ」にあたるような存在でしょうか?わたしは当然入ったことはありませんが・・・
この建物は戦後、東京オリンピックが開催される1960年代の初めまで使用されたようです。
コメント
6件最高に良いです!4/5に予約お願いしま〜す 感動のポチ

そういえばわっつさんの好きそうな図柄ですよね〜 4月5日ですか・・・どうしようかな?自分でも結構気に入っているし・・・オークションでもしますか?(笑)
わっさん、ずるうう〜〜い(笑) この時代を彷彿とさせますね〜、ステキです〜 ポチです(^^♪

音実さん、ご安心ください、今のところ出品する気はあまりありません。 だいたい、わっつさんならご自分でこのくらいの絵は描けそうな気がするんですけど(笑)
素晴らしい光景ですね。郵船の二引きの赤とカナディアン・パシフィックの黄土色がまた良いアクセントだと思います。 ところで左側の二本煙突の船、見ただけでは判らなくて非常に気になってしまいました。それで調べちゃいました。「アンドレ・ルボン」と同じフランス郵船の「Porthos」(1914年建造、読みはちょっと分かりません、「ポルトス」でしょうか)ではないかと思うのですが、いかがでしょう。「アンドレ・ルボン」とは準姉妹船の様な関係の様ですね。姉妹船に「Athos(アトス?)」がいましたがそちらは第一次大戦で喪われています。

つうせいさん、調べていただきありがとうございます。 まさしくこの船は「PORTHOS」ですね。 ブリッジ前面がこの絵のように白く塗られているのは1930年代も半ばごろのようで、「三島丸」が売却されたのが1934年との事ですから、この絵の元となった写真が撮影されたのは1933年から34年にかけてだと推測できます。面白いですね。 「アンドレ・ルボン」はこんど描いてみます。





