
ポルトガル客船 「フンシャール」

mr. punipcruises
船舶専門の画家、イラストレーター。本格海洋画風作品から水彩画、コミカルなイラストまで画風にこだわりを持たない。船旅専門誌のイラスト記事、横浜港の広報誌の表紙、レストランクルーズ船のパンフレット、クルーズ客船のギフト商品パッケージイラスト等を制作。クルーズ客船のキャラクター「クルボン」の原作者 東京海洋大学やクルーズ客船船内で水彩画教室を開催、年に1回、横浜で個展を開催、2019年秋には神戸でも個展を開催した。 少年時代に伊豆大島に行って以来、船と船旅の虜となり、故柳原良平氏の著書を読み船の絵を描き始める。 初代さんふらわあや初代にっぽん丸にも乗船したが、その後二十数年のブランクを経て船旅と船の絵を再開した。 水に浮かぶ乗り物なら渡し船からカーフェリー、離島航路等なんでも乗るが、家庭の事情から長期の外航クルーズ客船にはなかなか乗れていない。 公式サイトはこちらからどうぞ www.punipcruises.com
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最近、新しいクルーズ会社のPortuscale Cruises に移籍して嬉しいことに建造当時を彷彿させる黒い船体と黄色い煙突を身にまとって甦ったポルトガルの美しき小型クルーズ客船「フンシャール」(9846トン、1961年建造)です。
いや〜、昨年末に以前の運航会社が破たんした時はいよいよこの超ベテラン客船もおしまいかな〜って覚悟を決めていたのですが、本当に良かったです。
この船、52年前にポルトガルの定期航路客船として建造された当時と船名はまったくおなじまま、姿かたちもかなりの部分でオリジナルを保っているという実に珍しい存在…
数年前に大阪に来航した時の写真を見る限りではだいぶくたびれていた感じがあったのですが、今回の新会社での改装後の画像を見てみるとまるで新造船かと思うぐらいに美しく仕上がって いました。
ちなみに昨年横浜にも来航した元スウェーデン客船の「アテナ」や元イギリス客船の「プリンセス・ダナエ」、元イスラエル客船の「アリオン」といった同じ破たんした会社に所属していたベテラン客船たちもそれぞれ「アゾレス」「リスボア」「ポルト」と名前を変え、そろって黒い船体と黄色い煙突に塗り替えられて再デビューするようです。
この「フンシャール」だけは名前を変えなかったのは新造当時からずっと続く由緒正しい船名に敬意を払ったからなのでしょうね。
う〜ん、なんとかまた日本に来てくれないかな〜
コメント
8件同感々々! 全く同感。
では氷川丸もヤマトのように密かに改修、スクリューも取り付け完了、エンジンもオーバーホール完了して出迎えに向かいましょう(^_^) ついでにMMの橋持ち上げて日本丸も海に出したいですね
どんなに贅を尽くしても新造船では得られないものがある。こういう船にはまだまだ頑張って欲しい!

ARCadiaさん、ほんとうに素敵なリニューアルですよね。 ぜひこの目で今の姿を見たいものです。

yuさん、どちらも現実にはほとんど実現不可能なので、わたしとしては「ロイヤルウイング」にぜひ関西汽船当時の塗装を施して航海してもらいたいものです。

Berlinerさん、十万トン、二十万トンといった最新鋭のクルーズ客船では決して味わうことのできないものがありますよね。 こんな船を大切に使っているポルトガルという国がある意味羨ましいです。
素晴らしいの一言! Clasic Int'l Cruiseがおかしくなって船の行き先を心配していましたが、やれやれです。 ちなみにCICのオフィスは私の家から歩いて5分で行ける場所でしたが、今は無くなってしまいました。フンシャルは西オーストラリアのフリマントルを起点に長い間親しまれておりました。帰ってくるといいなあー。 ジェームス

ジェームスさん、オーストラリアにはこういったクラシック客船のファンは多いでしょうからね。 再来航を待ち望んでいることと思います。 日本も含めこの太平洋地域に配船してくれることを願ってやみません。





