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最新ニュース!MSCクルーズ初のメラビリア・プラスクラス客船、MSCビルトゥオーサを解説

最新ニュース!MSCクルーズ初のメラビリア・プラスクラス客船、MSCビルトゥオーサを解説

MSCクルーズ最新船情報!2021年冬に命名式を行う予定の客船MSCビルトゥオーサについてご紹介。気になるシップデータや船内の特徴的なスポットなどを画像付きで解説します。

1. 客船MSCビルトゥオーサってどんな船?

MSCクルーズ最新客船として、2021年5月20日に処女航海を果たした客船MSCビルトゥオーサ(MSC Virtuosa)。 最新情報をご紹介します!

1-1. シップデータ

MSCクルーズの現状の客船クラスで最大となる「メラビリア・プラス」のMSCビルトゥオーサは、フランス、サン・ナザールのChantiers de l’Atlantique造船所で建造されました。

スティールカッティング・セレモニー時の様子

全長331m、総トン数181,541トン、最大乗客数(4,810名) 6,334名、乗員数1,704名、全デッキ数は18デッキです。

1-2. 名前の由来

芸術の世界の名人、巨匠という意味を持つ客船MSCビルトゥオーサ。ゴットマザーは現在発表されていませんが、2021年11月27日にUAEドバイのポート・ラシッドにて命名式がおこなわれることが発表されています。

命名式がおこなわれるドバイの風景

1-3. 処女航海

2021年2月にChantiers de l’Atlantique造船所からMSCクルーズへの受け渡しセレモニーがおこなわれ、2021年5月20日、英国サウザンプトン港から処女航海がおこなわれました。

2. 客船のデザインの特徴は?

メラビリア・プラス・クラス客船の大きな特徴として、最も革新的な船舶エンジン、大気汚染防止装置であるハイブリット・スクラバー、最新の排水処理システムなどを採用しており、環境保護への視座が高い客船だということがあげられます。

客船MSCビルトゥオーサ

3. 船内の特徴的なスポット

3-1. パブリックスペース

「ギャラリア・ビルトゥオーサ」

洋上で最も長いLED型ドーム「ギャラリア・ビルトゥオーサ」(Galleria Virtuosa)を備えており、その距離100m以上。船上で最大のショッピングエリアとなりました。ドーム下には各種ブティックやバーなども並び、この船一番の社交場的存在です。

ギャラリア・ビルトゥオーサ

「サヴァンナ・アクアパーク&バー」
最上階の19デッキに位置する、スイミング・プールやウォータースライダーなどを備えたアクア・パーク。

サヴァンナ・アクアパーク

中でもプールの上空に、82mにも渡る長さのロープが渡され、それを伝って歩いて進んで行くアクティビティの「ヒマラヤン・ブリッジ」は大注目。

怖いけれど挑戦したくなる、ヒマラヤン・ブリッジ

さまざまな仕掛けから水が吹き出すプールや、4つのねじれたウォータースライダーなど、1日中遊びたくなるアクティビティが揃っています。 暑さが吹き飛ぶ!盛大な水しぶきが特徴的なアクア・パーク

3-2. レストラン

「Indochine」
新しいコンセプトとしてMSCクルーズのスペシャリティ・レストランに加わった「Indochine」。ベトナム料理とフレンチの融合をテーマにしており、ベジタリアン用のメニューやヴィーガン用のメニューも用意されています。

「Indochine」レストラン内の様子

ヘルシーなメニューが揃う

3-3. バー

「MSCスターシップ・クラブ/人型ロボット・ロブ」

人型ロボットによるバー体験が可能になります。デジタルコックピットでゲストをもてなす人型ロボットの名前はロブ。ロブはオリジナルのドリンクを作るほかに、ダンス、ジョーク、そしてトリビアも披露するとのこと。

人型ロボットのロブが活躍するMSCスターシップ・クラブ

これはMSCクルーズ初のプロジェクトとなり、8ヶ国語対応で、日本語も含まれるそうです。

アルコールだけでなく、ノンアルコールドリンクも提供するとのことなので、どの年代のゲストにも楽しんでもらえるバーとなりそうです。とっても楽しみですね!

4. 客室の特徴は?

客室数は全2421室。MSCビルトゥオーサは、MSCクルーズの次世代型客船に装備されることが珍しくなくなってきた、1名利用客室である「インテリア・ストゥーディオ」(Interior Studio)、ヨットクラブには2階建て客室「MSCヨットクラブ・デュープレックス・スイート」(MSC YACHT CLUB DUPLEX SUITE)が展開。

それでは客室カテゴリーごとに、それぞれのファシリティを見ていきましょう。

4-1. 内側客室

インテリア・ストゥーディオ(INTERIOR STUDIO)

1名利用客室

内側キャビン

内側

4-2. 海側客室

海側キャビン(OCEAN VIEW)

海側

4-3. 海側バルコニー客室

海側バルコニーキャビン(BALCONY)

海側バルコニー

ファミリー・キャビン(FAMILY CABINS)

ファミリー・キャビンの例

4-4. スイート客室

スイート(SUITE)

スイート

プライベート・ワールプール付スイート(SUITE WITH PRIVATE WHIRLPOOL)

ワールプール付スイート

プライベート・ワールプール付グランド・スイート(GRAND SUITE WITH PRIVATE WHIRLPOOL)

ワールプール付グランド・スイート

ワールプール付グランド・スイート

MSCヨットクラブ・インテリア・スイート(MSC YACHT CLUB INTERIOR SUITE)

ヨットクラブ・インテリア・スイート

MSCヨットクラブ・デラックス・スイート(MSC YACHT CLUB DELUXE SUITE)

ヨットクラブ・デラックス・スイート

MSCヨットクラブ・デュープレックス・スイート(MSC YACHT CLUB DUPLEX SUITE)

ヨットクラブ・デュープレックス・スイート

ヨットクラブ・デュープレックス・スイート

MSCヨットクラブ・ロイヤル・スイート(MSC YACHT CLUB ROYAL SUITE)

ヨットクラブ・ロイヤル・スイート

ヨットクラブ・ロイヤル・スイート

5. まとめ

MSCクルーズの現状の客船クラス中で最大となる「メラビリア・プラス・クラス」客船MSCビルトゥオーサ

船上で最大のショッピングエリアを擁する超大型客船でありながら、最新の排水処理システム最も革新的なエンジンシステムを採用し、環境負荷を出来るだけ減らす取り組みをおこなうなどといったことから、未来を見据えた客船なのだということが分かりますね。

MSCクルーズではこれからも最新型客船を続々投入するということが発表されています。

今後もMSCクルーズの最新情報に注目していきましょう!

※ 記事内に紹介されているクルーズ船や寄港地の情報については、記事執筆者の経験や情報収集に基づいた参考情報であり、実際の内容と異なる場合や、内容が変更されている場合があります。
※ 最新の情報については船会社や港湾の公式ホームページのご確認や、ご予約に利用される旅行代理店へのご確認をお願いします。

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