MSCクルーズのレストラン特集! 船内で味わう世界中の料理
クルーズ中の大きな楽しみのひとつの「食事」。MSCクルーズでは船内で世界中の料理が味わえるのをご存知でしょうか?イタリア生まれの船会社だからイタリアンが中心?実はそれだけじゃないんです!
1. 無料で!こーんなに世界の料理が楽しめる
日本ではイタリアのクルーズ会社として知られているMSCクルーズ。
スイス・ジュネーヴに本社を構えており、ナポリやジェノヴァなどのイタリアの港町にオペレーションの拠点を構えて世界中で客船の運航をおこなっています。
会社規模としては、世界で3番目に大きなクルーズブランドとなっており、世界各国さまざまなエリアに配船、乗客だけでなく乗員も多国籍なクルーズ会社です。
そんなMSCクルーズは、イタリア生まれの船会社だからクルーズ中の食事はイタリアンが中心なんでしょ?という声が聞こえてくることがありますが、それは全くの誤解。
様々な国から乗船してくる乗客が楽しめるように、船内では色々な国の料理が用意されているんですよ。
まずは、MSCクルーズの乗客誰もが無料で楽しめる、「メインレストラン」と「ブッフェ」ではどのような料理を楽しめるのか?を見てみましょう。
1-1. メインダイニングの食事は多国籍!
まずは船内の食事の基本である「メインダイニング」の様子をご紹介。
MSCクルーズでは、グループごとに夕食のメインレストランの座席が決まっており、クルーズ中は固定で利用します。担当のウェイターもテーブル制で決まっています。そのため、毎日夕食時に顔を合わせる担当のウェイターさんと仲良くなることもしばしば。
テーブルには担当のウェイターの名前や出身国が書かれたカードが置いてあることもあるので、初日にチェックし、それをヒントに会話を楽しむとよいですね。
さて、食事の内容ですが、MSCクルーズのメインダイニングのメニューは多種多様。 得意のイタリアンはパスタやリゾットなどが美味しいと評判なのはもちろん、世界中にファンが多いラーメンやファラフェルなどの中東料理や創作和食などと色々なメニューが用意されています。
日本人の乗客の割合などによっては日本語メニューが用意されていることもありますよ。
ある日のメインダイニングのメニュー
【洋食】エビとサーモンのメイン 【洋食】お肉のメイン 【イタリアン】リゾット 【イタリアン】カラマリ 【洋食】ムール貝 メニュー(日本語)1-2. ブッフェがけっこう面白い!
もうひとつ、食事の基本が。それは「ブッフェ」です。こちらもどなたでも無料で楽しむことができます。 「ブッフェ」と聞くと心踊るのは私だけではないはず!
そんなお楽しみのブッフェですが、これも結構面白い。 MSCクルーズはブッフェがとても充実していることで知られており、そのオープン時間は約20時間! いくらなんでもオープンしすぎでしょ〜といった、嬉しすぎて困ったような声が聞こえてきそうですが、いつ寄っても何かしら食べたくなるものが用意されているのは心強いですよね。
そしてブッフェで並ぶメニューも本当にさまざまです。
時間帯によって用意される食事も変わるので、様々なタイミングでちょこちょこ顔を出したいですね。
見た目も美しいピンチョスなど 多国籍メニューにチャレンジ ピザはお手の物 フルーツも盛りだくさん お気に入りのハムを見つけよう 朝食もしっかり食べたい ペストリーやドーナツがかわいらしい 手作りのパンが並びます 創作うどんについつい手が伸びますフレッシュなモッツァレラチーズを製造する「モッツァレラ・ステーション」(mozzarella station)を備えた客船も。
毎日ブッフェで作りたてのモッツァレラチーズをいただけるという、チーズ好きにはたまらない贅沢体験ができますよ。(一部客船のみ)
イメージ
2. 世界の料理が集結!おすすめスペシャリティ・レストラン
MSCクルーズはどなたでも無料で楽しめる「メインダイニング」や「ブッフェ」の他に、「スペシャリティダイニング」と呼ばれる、追加代金を支払って利用できる有料レストランもありますよ。
MSCクルーズの有料レストランの種類はさまざま。 ジューシーな肉料理を味わえるアメリカのステーキハウスや、タコやチップスなどが楽しめるメキシコ料理。そして創作和食や鉄板焼きなどの日本料理や、カジュアルなフレンチなどなど。
気分によって使い分けて、クルーズ中の食の楽しみを広げましょう!
2-1. アメリカンスタイルのステーキハウス「BUTCHER'S CUT」
クルーズ中に一度はなんだか食べたくなる?!アメリカンスタイルの肉肉しいステーキを楽しむならここ、「ブッチャーズ・カット」(BUTCHER'S CUT)。
高品質なリンツ・ヘリテージ・アンガスビーフが楽しめるステーキハウス。ワインやカクテルも共に楽しめます。
客船MSCシーショアのブッチャーズ・カット
アメリカンスタイルのステーキハウスらしい趣きに食が進む
家族全員で楽しめそう
料理の例
〈対象客船〉
- MSCシースケープ(MSC Seascape)
- MSCシーショア(MSC Seashore)
- MSCビルトゥオーサ(MSC Virtuosa)
- MSCグランディオーサ(MSC Grandiosa)
- MSCベリッシマ (MSC Bellissima)
- MSCシービュー(MSC Seaview)
- MSCシーサイド(MSC Seaside)
- MSCメラビリア(MSC Meraviglia)
- MSCプレチオーサ(MSC Preziosa)
- MSCディビーナ(MSC Divina)
- MSCスプレンディダ(MSC Splendida)
- MSCファンタジア(MSC Fantasia)
2-2. 陽気なラテンスタイルで「HOLA! TACOS & CANTINA」
「オラ!タコス&カンティーナ」(HOLA! TACOS & CANTINA)はラテンアメリカ、メキシコ料理。 フレンドリーな雰囲気の中で楽しむタコスやナチョスはいかがでしょう? 作りたてのワカモレや豊富なテキーラも一緒に楽しむことができますよ。
明るくて思わず踊りたくなるようなカラフルなレストラン
おしゃべりしながらチップスをつまむ楽しい時間
〈対象客船〉
- MSCシースケープ(MSC Seascape)
- MSCビルトゥオーサ(MSC Virtuosa)
- MSCシーショア(MSC Seashore)
- MSCメラビリア(MSC Meraviglia)
2-3. 日本食が食べたくなったら「KAITO TEPPANYAKI」
クルーズ中に日本食が恋しくなったら、是非「海渡 鉄板焼」(KAITO TEPPANYAKI)に、お寿司や鉄板焼きを食べにいきましょう。
鉄板の周りに席が配置されているので、目にも止まらぬ速さで鉄板料理を自在に操るシェフたちのライブショーイングを楽しむのも大きなポイントとなっています。
和と洋が混在するオシャレ鉄板空間
シェフの華麗な手さばきに圧巻!
〈対象客船〉
- MSCシースケープ(MSC Seascape)
- MSCシーショア(MSC Seashore)
- MSCビルトゥオーサ(MSC Virtuosa)
- MSCグランディオーサ(MSC Grandiosa)
- MSCベリッシマ (MSC Bellissima)
- MSCメラビリア(MSC Meraviglia)
- MSCポエジア(MSC Poesia)
- MSCムジカ(MSC Musica)
- MSCリリカ(MSC Lirica)
2-4. まるでパリの街かど気分「L'ATELIER BISTROT」
「ラトリエ・ビストロ」(L'ATELIER BISTROT)はカジュアル・フレンチ料理が楽しめるビストロ・レストラン。 クロックムッシュやニースサラダといった、伝統的なカジュアルフレンチスタイルの料理が勢揃い。 まるでパリの街角でふらっとビストロに入ったような気分を味わえるスポットとなっています。
ここはパリの街角かしら?いいえ、船内です
シックでいて可愛らしさもある店内
ここに来たらクロックムッシュを食べなくては
〈対象客船〉
- MSCシービュー(MSC seaview)
- MSCグランディオーサ(MSC Grandiosa)
- MSCベリッシマ (MSC Bellissima)
3. まとめ
MSCクルーズはイタリアのクルーズ会社という印象が強く、食事はイタリアンが中心なのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、イタリアらしい料理が得意なMSCクルーズのピザやパスタのファンだというお声も多く耳にしますが、船内でお召し上がりいただける料理はそれだけではありません。
世界各国のさまざまな料理が楽しめるというのもMSCクルーズの食事の大きな特徴と言っても過言ではないほど、多国籍の乗客の皆さんにご満足いただけるような料理の層の厚さが期待できるでしょう。
どなたでも無料でお楽しみいただけるメインダイニングでお食事を楽しんでもよし、普段は食べたことのない特別なお食事をスペシャリティレストランで雰囲気と共に楽しんでもよし。
あなたのお好きなスタイルで、MSCクルーズのお食事を楽しんでみてはいかがでしょうか?
※ 記事内に紹介されているクルーズ船や寄港地の情報については、記事執筆者の経験や情報収集に基づいた参考情報であり、実際の内容と異なる場合や、内容が変更されている場合があります。
※ 最新の情報については船会社や港湾の公式ホームページのご確認や、ご予約に利用される旅行代理店へのご確認をお願いします。